第一種衛生管理者の過去問
平成27年4月公表
労働生理 問44
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成27年4月公表 労働生理 問44 (訂正依頼・報告はこちら)
睡眠に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 睡眠中には、副交感神経系の働きが活発になる。
- 睡眠中のエネルギー消費量が、基礎代謝量である。
- 睡眠中には、体温の低下、心拍数の減少がみられる。
- 睡眠と覚醒のリズムのように、約1日の周期で繰り返される生物学的リズムをサーカディアンリズムといい、このリズムの乱れは、疲労や睡眠障害の原因となる。
- 夜間に働いた後の昼間に睡眠する場合は、一般に、就寝から入眠までの時間が長くなり、睡眠時間が短縮し、睡眠の質も低下する。
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この過去問の解説 (4件)
01
・睡眠中は体温の低下、呼吸数の減少
・睡眠中は副交感神経が活発となる
・睡眠は1日に6~8時間が理想
2の基礎代謝量とは、何もせずじっとしていても生命活動を維持するために必要なエネルギーのことであり、睡眠中とは限りませんので2が誤りです。
補足として、4の生物学的リズムをサーカディアンリズム・・・など聞きなれない言葉で惑わされないようにしましょう。
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02
1.〇 睡眠中には、副交感神経系の働きが活発になります。
2.× 睡眠中のエネルギー消費量が、基礎代謝量ということではありません。
安静時に必要となる代謝量ですが、睡眠中のみとは限りません。
3.〇 睡眠中には、体温の低下や心拍数の減少がみられます。
4.〇 「サーカディアンリズム」の説明です。
このリズムの乱れは、疲労や睡眠障害の原因となっています。
5.〇 夜間勤務後の昼間睡眠は、睡眠時間が短縮して睡眠の質も低下することになるようです。
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03
2 基礎代謝量とは、安静時に使われるエネルギー消費量のことです。運動などせずにじっとしているだけでも生命維持のために必要なエネルギーのことを指します。女性が約1200キロカロリー、男性が約1500キロカロリーとされています。
よって、2が正解です。
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04
2:×
3:○
4:○
5:○
基礎代謝量は、生命活動を維持するために必要なエネルギーのことを指します。
睡眠ではなく覚醒・横臥・安静時の測定値で表されます。
よって、2が誤った選択肢です。
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