第一種衛生管理者の過去問
平成28年4月公表
関係法令（有害業務に係るもの） 問4

都道府県労働局長の指定する者が行う技能講習を終了した者が与えられる資格（免許ではない）は下記の６つです。
・有機溶剤作業主任者
・特定化学物質作業主任者
・酸素欠乏危険作業主任者
・鉛作業主任者
・四アルキル鉛等作業主任者
・石綿作業主任者
よって、設問に該当する答えは４）です。

「作業主任者」の資格は、作業の種類によって①免許試験に合格する、②技能講習を修了する、のどちらかによって取得することができます。

(1)潜水士…免許　これは単独で覚えておきましょう。
(2)高圧室内作業者…免許
(3)エックス線作業主任者…免許
(4)石綿作業主任者…技能講習
(5)ガンマ線透過写真撮影作業主任者…免許

よって、(4)が正解です。
作業主任者になるために免許が必要なものは(2)(3)(5)を覚えておけばよいでしょう。

労働安全衛生法に基づく技能講習を修了することによって、取得できる資格は石綿作業主任者で、４が正解です。

１、２、３、５は免許の取得が必要です。
免許の種類は、労働安全衛生規則別表第４に記載されていますので、覚えておく必要があります。
本肢は、これらを覚えていれば、消去法で正答にたどり着けます。