第一種衛生管理者の過去問
平成28年4月公表
労働衛生(有害業務に係るもの) 問20

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成28年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

特殊健康診断に関する次の文中の【   】内に入れるAからCの語句の組合せとして、正しいものは(1)〜(5)­のうちどれか。

「特殊健康診断における有害物の体内摂取量を把握する検査として、代表的なものが生物学的モニタリングである。有機溶剤の場合は生物学的半減期が【 A 】ので、有機溶剤等健康診断における【 B 】の量の検査においては、【 C 】の時刻を厳重にチェックする必要がある。」
  • 【 A 】短い、【 B 】有機溶剤代謝、【 C 】採尿
  • 【 A 】長い、【 B 】有機溶剤代謝、【 C 】採血
  • 【 A 】短い、【 B 】有機溶剤代謝、【 C 】採血
  • 【 A 】長い、【 B 】尿中蛋白、【 C 】採尿
  • 【 A 】短い、【 B 】尿中蛋白、【 C 】採尿

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 1

本問は、以前に出題された問題の肢が使われています。合格への絶対的な作業と方向性が過去問の中に、宝石のように散りばめられています。

【A】短い 【B】有機溶剤代謝物 【C】採尿

有機溶剤の生成と変化は速く短い。新陳代謝の代表は「尿」にあります。細かいことを覚えるより考えても回答できますね。

よって、本肢1が正解となります。

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02

1)が正解です。

有機溶剤の生物学的半減期は短く、数時間から数日です。

有機溶剤の尿中における代謝産物の主なものは、それぞれ以下のようなものがあります。
・トルエン→馬尿酸
・キシレン→メチル馬尿酸
・スチレン→マンデル酸
・ベンゼン→フェノール
・アセトン→アセトン

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03

1:○
2:×
3:×
4:×
5:×

説明文の空欄を埋めると以下のようになります。

「特殊健康診断における有害物の体内摂取量を把握する検査として、代表的なものが生物学的モニタリングである。有機溶剤の場合は生物学的半減期が【 短い 】ので、有機溶剤等健康診断における【 有機溶剤代謝物 】の量の検査においては、【 採尿 】の時刻を厳重にチェックする必要がある。」

よって、正しい選択肢は1となります。

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