第一種衛生管理者の過去問
平成28年4月公表
労働衛生(有害業務に係るもの) 問19
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第一種 衛生管理者試験 平成28年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
労働衛生保護具などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 電動ファン付き呼吸用保護具は、電動ファンにより有害物質を含む空気を拡散して呼吸域から除去する呼吸用保護具である。
- 送気マスクは、清浄な空気をパイプ、ホースなどにより作業者に供給する呼吸用保護具である。
- 防じんマスクは、面体と顔面との間にタオルなどを当てて着用してはならない。
- 防毒マスクは、顔面と接する部分が適切な位置に収まるよう装着し、しめひもについては、耳にかけることなく、後頭部において固定する。
- 保護クリームは、作業中に有害な物質が直接皮膚に付着しないようにする目的で塗布するものである。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
1 「空気を拡散して呼吸域から除去する」の表現は、常識的に小型の扇風機ですね。じん肺を防止する必要から、法改正がなされました。仕組と原理は、有害物質のある空気をろ紙で取除き、キレイな空気を電動ファンにより装着する人に送る呼吸用の保護具です。以上から、本肢は誤りとなります。
2 送気マスクは、送風機によりキレイな空気を送る単純な方法です。本肢は正しいです。
3 装具と顔面の間にタオルなどを挟めば密着性がなくなり、防じんマスク着用の意味がなくなるからです。よって、本肢は正しいです。
4 防毒マスクは、本肢説明の表現の通りです。密着性が、文字どおり生命線になります。後頭部固定が重要になります。本肢も正しいです。
5 保護クリームは、有害物質が直接皮膚に付着しないようにするのが目的です。使用後な完全な洗浄が必要となります。本肢も正しいです。
参考になった数145
この解説の修正を提案する
02
有害物質を含む空気を拡散してはいけません。
2)3)4)5)は設問の通りです。
参考になった数61
この解説の修正を提案する
03
2:○
3:○
4:○
5:○
誤った選択肢は1です。
電動ファン付き呼吸用保護具は、空気中の有害物質をフィルタで除去した後、その清浄空気を電動ファンによって、使用者のフードや面体へ送る呼吸器保護具です。
有害物質を含む空気を拡散して呼吸域から除去するものではありません。
その他は説明文の通りです。
参考になった数44
この解説の修正を提案する
前の問題(問18)へ
平成28年4月公表問題一覧
次の問題(問20)へ