第一種衛生管理者の過去問
平成28年4月公表
労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問29

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成28年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問29 (訂正依頼・報告はこちら)

労働者の健康保持増進のために行う健康測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 健康測定における運動機能検査では、筋力、柔軟性、平衡性、敏捷性、全身持久性などの検査を行う。
  • 健康測定における医学的検査は、労働者の健康障害や疾病を早期に発見することを主な目的として行う。
  • 健康測定の結果に基づき、必要と判断された場合や労働者自らが希望する場合は、メンタルヘルスケアを行う。
  • 健康測定の結果に基づく栄養指導では、食生活上問題が認められた労働者に対して、栄養の摂取量、食習慣や食行動の評価とその改善の指導を行う。
  • 健康測定の結果に基づき行う保健指導には、勤務形態や生活習慣によって生じる健康上の問題を解決するため、睡眠、喫煙、飲酒、口腔保健などの生活指導が含まれる。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解 2

1 運動機能検査内容です。筋持久力もあります。本肢は正しいです。

2 誤りとなります。労働者の健康障害や疾病の早期発見は、健康診断です。健康測定ではありませんね。

3 本文のとおりです。必要な労働者のためにします。

4 栄養指導も必要な労働者のために行います。

5 ①運動指導 ②保健指導 ③心理相談 ④栄養指導が健康測定の枠組みです。よって、本肢は正しいです。

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02

正解は(2)です。

健康診断と健康測定の違いに注意しましょう。
健康診断は、労働者の健康障害や疾病を早期発見することを目的としています。
健康測定は、労働者の健康状態、生活習慣、メンタルヘルス、運動機能などを総合的に判定して、健康指導を行い、心身の健康を目指すことを目的としています。

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03

2)健康測定における医学的検査は、健常者を標的にしていますが、健康度の測定です。
設問の内容は、『健康診断』の意義です。

1)3)4)5)は設問の通りです。

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04

誤っているものは2です。

文中の「労働者の健康障害や疾病を早期に発見することを主な目的」とするのは健康診断です。
健康測定とは「労働者の健康の保持増進」のために行われるものです。

他の選択肢、1,3,4,5については文のとおりで正しい記述となっています。

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