第一種衛生管理者の過去問
平成28年10月公表
関係法令(有害業務に係るもの以外のもの) 問21

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成28年10月公表 関係法令(有害業務に係るもの以外のもの) 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

衛生管理者の職務に関する次の文中の【   】内に入れるAからCの語句の組合せとして、法令上、正しいものは(1)〜(5)のうちどれか。

「常時50人以上の労働者を使用する事業場の事業者は、衛生管理者を選任し、その者に【 A 】が統括管理すべき業務のうち、衛生に係る技術的事項を管理させなければならない。衛生管理者は、少なくとも【 B 】作業場等を巡視し、設備、作業方法又は【 C 】に有害のおそれがあるときは、直ちに、労働者の健康障害を防止するため必要な措置を講じなければならない。」
  • 【 A 】総括安全衛生管理者、【 B 】毎週1回、【 C 】衛生状態
  • 【 A 】総括安全衛生管理者、【 B 】毎月1回、【 C 】作業環境
  • 【 A 】統括安全衛生責任者、【 B 】毎週1回、【 C 】作業条件
  • 【 A 】産業医、【 B 】毎週1回、【 C 】作業環境
  • 【 A 】産業医、【 B 】毎月1回、【 C 】衛生状態

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 【 A 】総括安全衛生管理者、【 B 】毎週1回、【 C 】衛生状態

選択肢1. 【 A 】総括安全衛生管理者、【 B 】毎週1回、【 C 】衛生状態

衛生管理者の職務の基本です。常に法律の試験については、立法趣旨を考える勉強が大切になります。

考えて回答できる問題と暗唱問題とがあります。本設問は暗記事項になります。

これを前提に回答しますと、

Aに入るものは、総括安全衛生管理者です。

Bに入る事項は、毎週1回となります。

Cに入る項目は、衛生状態となります。

暗唱問題でも、「安全・安心の快適職場造り」を大前提にしますと速やかにこの答えがでます。よって、正解肢となります。

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02

正解は【 A 】総括安全衛生管理者、【 B 】毎週1回、【 C 】衛生状態です。

選択肢1. 【 A 】総括安全衛生管理者、【 B 】毎週1回、【 C 】衛生状態

・常時50人以上の労働者を使用する事業場の事業者は衛生管理者を選任し、総括安全衛生管理者が統括管理すべき業務のうち衛生に係る技術的事項を管理させなければなりません。

・衛生管理者は少なくとも「毎週1回」作業場の巡視を行わなければなりません。

まとめ

(補足ですが、衛生管理者の選任要件と総括安全衛生管理者の選任要件は異なるため、衛生管理者は必要だが総括安全衛生管理者は必要でないという事業場もあります。ですので、本問題は出題ミスではないか?思う方もいるかもしれませんが、出題ミスではありません。本問題に書かれている内容は労働安全衛生法第12条に、衛生管理者の業務として規定されているためです。)

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03

衛生管理者の職務に関する問題です。

正解は【 A 】総括安全衛生管理者、【 B 】毎週1回、【 C 】衛生状態です。

選択肢1. 【 A 】総括安全衛生管理者、【 B 】毎週1回、【 C 】衛生状態

「常時50人以上の労働者を使用する事業場の事業者は、衛生管理者を選任し、その者に[【 総括安全衛生管理者 】が統括管理すべき業務のうち、衛生に係る技術的事項を管理させなければならない。衛生管理者は、少なくとも【 毎週1回 】作業場等を巡視し、設備、作業方法又は【 衛生状態 】に有害のおそれがあるときは、直ちに、労働者の健康障害を防止するため必要な措置を講じなければならない。」

まとめ

統括安全衛生責任者は、下請負人を使用する元請負人において選任する必要がありますので、ここでは違います。

衛生管理者の巡視は毎週1回です。安全管理者、産業医などと混同しないように、気を付けてください。

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