第一種衛生管理者の過去問
平成30年4月公表
関係法令(有害業務に係るもの) 問10

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成30年4月公表 関係法令(有害業務に係るもの) 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

労働基準法に基づき、全ての女性労働者について、就業が禁止されている業務は次のうちどれか。
  • 異常気圧下における業務
  • 多量の高熱物体を取り扱う業務
  • 20k gの重量物を継続作業として取り扱う業務
  • 削岩機、鋲打機等身体に著しい振動を与える機械器具を用いて行う業務
  • 強烈な騒音を発する場所における業務

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1 .×
満18歳以上の女性は就業可能です。
妊娠中の女性や産後1年を経過しない女性で
※従事しない旨を使用者に申し出た場合は該当します。

2 .×
満18歳以上の女性は就業可能です。
妊娠中の女性や産後1年を経過しない女性で
※従事しない旨を使用者に申し出た場合は該当します。

3 .○
継続作業とあるので
満16歳未満であれば8kg以上
満16歳以上18歳未満であれば15kg以上
満18歳以上であれば20kg以上が就業禁止の対象になりますので、記述の通り正解です。
断続作業であれば30kgですので、継続作業と断続作業の違いに注意が必要です。
断続作業の場合ですと
満16歳未満であれば12kg以上
満16歳以上18歳未満であれば25kg以上
満18歳以上であれば30kg以上が就業禁止の対象になります。

4 .×
満18歳以上の女性は就業可能です。
妊娠中の女性や産後1年を経過しない女性は
※従事しない旨を使用者に申し出なくても該当します。

5 .×
満18歳以上の女性は就業可能です。
妊娠中の女性や産後1年を経過しない女性は
※従事しない旨を使用者に申し出なくても該当します。

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02

正解:3

3.重量物の重量もしくは作業が断続的か継続的かによって女性労働者も就業可となりますが、20k g以上の重量物を継続作業として取り扱う業務は全ての女性労働者について就業禁止となっています。

その他の選択肢は女性でも就業可となります。ただし妊産婦は一部制限があります。

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03

1:×

異常気圧下における業務は、妊娠中もしくは産後1年を経過しない女性で、従事しない旨を申し出た場合に就業が禁止されます。

よって、誤った選択肢です。

2:×

多量の高熱物体を取り扱う業務は、妊娠中もしくは産後1年を経過しない女性で、従事しない旨を申し出た場合に就業が禁止されます。

よって、誤った選択肢です。

3:○

20kgの重量物を断続作業として取り扱う業務は、申し出に関係なく、全ての女性に就業が禁止されます。

よって、3が正解となります。

4:×

削岩機、鋲打機等身体に著しい振動を与える機械器具を用いて行う業務は、従事しない旨を申し出たかどうかに係わらず、妊娠中もしくは産後1年を経過しない女性は全て就業が禁止されます。

よって、誤った選択肢です。

5:×

強烈な騒音を発する場所における業務は、従事しない旨を申し出たかどうかに係わらず、妊娠中もしくは産後1年を経過しない女性は全て就業が禁止されます。

よって、誤った選択肢です。

参考になった数48