第一種衛生管理者の過去問
平成30年4月公表
労働生理 問36
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成30年4月公表 労働生理 問36 (訂正依頼・報告はこちら)
呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 呼吸運動は、主として肋間筋と横隔膜の協調運動によって胸郭内容積を周期的に増減し、それに伴って肺を伸縮させることにより行われる。
- 胸郭内容積が増し、内圧が低くなるにつれ、鼻腔、気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換を外呼吸という。
- 通常の呼吸の場合の呼気には、酸素が約16%、二酸化炭素が約4%、それぞれ含まれる。
- 身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.正
設問のとおりです。肺を膨らませて息を吸っているように思えますが、肺自体には膨らむ能力はありません。
2.正
設問のとおりです。
3.正
肺胞では吸気で入ってきた大気中の酸素が血液に、血液中の二酸化炭素が肺胞に拡散します。つまり、酸素と二酸化炭素という2種類のガスが交換されているので、ガス交換といいます。この肺胞と血液との間のガス交換を「外呼吸」といいます。
4.正
設問のとおりです。
5.誤
窒素分圧ではなく二酸化炭素分圧です。分圧という言葉は難しいですが試験対応としては単純に血液中の二酸化炭素が増えると覚えるとよいでしょう。
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02
1 .○
記述の通りです。
2 .○
記述の通りです。
3 .○
記述の通りです。
4 .○
記述の通りです。
5 .×
窒素分圧ではなく二酸化炭素分圧ですので誤りです。
窒素分圧の上昇では潜水時などによる窒素中毒(窒素酔い)などがあります。
参考になった数36
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03
1.◯
設問の通りです。
2.◯
設問の通りです。
3.◯
設問の通りです。
外呼吸と内呼吸は試験に頻出するので違いを覚えておきましょう。
4.◯
設問の通りです。
5.×
窒素分圧→二酸化炭素分圧ですので、誤りです。
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