第一種衛生管理者の過去問
平成31年4月公表
労働衛生(有害業務に係るもの) 問18

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成31年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

化学物質と、それにより発症するおそれのある主たるがんとの組合せとして、正しいものは次のうちどれか。
  • 塩化ビニル ―――――――― 肝血管肉腫
  • ベンジジン ―――――――― 胃がん
  • ベータ-ナフチルアミン ――― 肺がん
  • コールタール ――――――― 白血病
  • クロム酸 ――――――――― 皮膚がん

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「1」です。
塩化ビニルの慢性ばく露による障害の一つに、肝血管肉腫が挙げられます。
その他の選択肢については以下の通りです。

2:ベンジジンは、主に膀胱がんを発症させる可能性があります。

3:ベータ-ナフチルアミンは、主に膀胱がんを発症させる可能性があります。

4:コールタールは、主に皮膚がんを発症させる可能性があります。

5:クロム酸は、肺がん又は上気道のがんを発症させる可能性があります。

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02

1:○
塩化ビニルにより発症するおそれのがんは、肝血管肉腫です。
正しい選択肢です。

2:×
ベンジジンにより発症するおそれのがんは、膀胱がんです。
よって、誤った選択肢です。

3:×
ベータ-ナフチルアミンにより発症するおそれのがんは、膀胱がんです。
よって、誤った選択肢です。

4:×
コールタールにより発症するおそれのがんは、皮膚がんや肺がんです。
よって、誤った選択肢です。

5:×
クロム酸により発症するおそれのがんは、肺がんや上気道がんです。
よって、誤った選択肢です。

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03

正しいものは1です。
設問のとおりです。

他の選択肢は以下のとおりです。
2.誤りです。
ベンジジンと関係があるのは膀胱がんです。

3.誤りです。
ベーターナフチルアミンと関係があるのは膀胱がんです。

4.誤りです。
コールタールと関係があるのは皮膚がんです。

5.誤りです。
クロム酸と関係があるのは肺がんです。

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