第一種衛生管理者の過去問
平成31年4月公表
労働衛生(有害業務に係るもの) 問19
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成31年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
局所排気装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- ダクトの形状には円形、角形などがあり、その断面積を大きくするほど、ダクトの圧力損失が増大する。
- フード開口部の周囲にフランジがあると、フランジがないときに比べ、気流の整流作用が増すので、大きな排風量が必要となる。
- ドラフトチェンバ型フードは、発生源からの飛散速度を利用して捕捉するもので、外付け式フードに分類される。
- 建築ブース型フードは、作業面を除き周りが覆われているもので、外付け式フードに分類される。
- ダクトは、曲がり部分をできるだけ少なくするように配管し、主ダクトと枝ダクトとの合流角度は45°を超えないようにする。
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この過去問の解説 (3件)
01
ダクトは、曲がり部分をできるだけ少なくするように配管し、主ダクトと枝ダクトとの合流角度は45°を超えないようにすることで、排気性能を保つことができます。
その他の選択肢については以下の通りです。
1:ダクトの圧力損失は、ダクトの長さが長くなるほど大きくなります。
2:フード開口部の周囲にフランジがあると、フランジがないときに比べ、少ない排風量で所要の効果を上げることができます。
3:ドラフトチェンバ型フードは、発散源はフードに囲い込まれていますが、作業の都合上、囲いの 1 面が開口しているものです。囲い式フードに分類されます。
4:建築ブース型フードは、発散源はフードに囲い込まれていますが、作業の都合上、囲いの 1 面が開口しているものです。囲い式フードに分類されます。
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02
文のとおりです。
他の選択肢については以下のとおりです。
1.誤りです。
文中の「その断面積を大きくするほど」の部分が誤りで正しくは「その断面積を小さくするほど」です。
2.誤りです。
文末の「大きな排風量が必要となる」という部分が誤りです。正しくは「少ない排気量で大きな制御風速が得られ効果的になる」です。
3.誤りです。
文中の「外付け式フード」が誤りで正しくは「囲い式フード」です。
4.誤りです。
文中の「外付け式フード」が誤りで正しくは「囲い式フード」です。
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03
ダクトの圧力損失は、の断面積を大きくするほど減少します。
よって、誤った選択肢です。
2:×
気流の整流作用が増すと、排風量は小さくすることができます。
フード開口部の周囲にフランジがあると気流の整流作用が増すため、フランジがないときに比べて少ない排風量で所要の効果を上げることができます。
よって、誤った選択肢です。
3:×
ドラフトチェンバ型フードは、作業面を除いた周りが覆われているものです。
作業面は開口していますが、発散源がフードに囲い込まれているので、囲い式フードに分類されます。
よって、誤った選択肢です。
4:×
建築ブース型フードは、作業面を除いた周りが覆われているものです。
作業面は開口していますが、発散源がフードに囲い込まれているので、囲い式フードに分類されます。
よって、誤った選択肢です。
5:○
説明文の通りです。
正しい選択肢です。
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