第一種衛生管理者の過去問
平成31年4月公表
労働生理 問44

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成31年4月公表 労働生理 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

睡眠に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 睡眠と覚醒のリズムのように、約1日の周期で繰り返される生物学的リズムをサーカディアンリズムといい、このリズムの乱れは、疲労や睡眠障害の原因となる。
  • 睡眠は、睡眠中の目の動きなどによって、レム睡眠とノンレム睡眠に分類される。
  • コルチゾールは、血糖値の調節などの働きをするホルモンで、通常、その分泌量は明け方から増加し始め、起床前後で最大となる。
  • レム睡眠は、安らかな眠りで、この間に脳は休んだ状態になっている。
  • メラトニンは、睡眠に関与しているホルモンである。

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この過去問の解説 (3件)

01

1:◯
 睡眠と覚醒のリズムのように、約1日の周期で繰り返される生物学的リズムをサーカディアンリズムと言います。サーカディアンリズムの乱れは、疲労や睡眠障害の原因となります。

2:◯
 睡眠中の眼球の動き等によって、睡眠は「レム睡眠」「ノンレム睡眠」に分類されます。
 レム睡眠は、眠っていても眼球が動いており眠りが浅い状態のことです。
 ノンレム睡眠は、眼球が動かない状態でぐっすり眠っている状態です。

3:◯
 コルチゾールは血糖値の調節などの働きをするホルモンで、通常その分泌量は明け方から増加し始め、起床前後で最大となります。

4:×
 レム睡眠は眠りが浅い状態のことです。
 脳が休んだ状態となっているのはノンレム睡眠の場合です。

5:◯
 メラトニンは、睡眠・覚醒リズムやホルモン分泌リズムなど、サーカディアンリズムを調整する働きがあるホルモンです。 
  

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02

正解:4

1 ◯:サーカディアンリズムは概日リズム、体内時計とも訳されています。

2 ○:レム睡眠は浅い眠りで、この時間に重なると目覚めがよいといわれます。

3 ○:コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンの1つで、
ストレスにも関連しています。

4 ×:レム睡眠は浅い眠りで、この説明はノンレム睡眠に関するものです。

5 ○:メラトニンはサーカディアンリズムに関わるホルモンで、
分泌量は日中は低く夜間に高くなります。

参考になった数21

03

1:○
2:○
3:○
4:×
5:○

誤った選択肢は4です。
レム睡眠は、レム睡眠は眠りが浅い状態のことです。
この状態では、脳が活動して覚醒状態となっています。
安らかな眠りで、脳が休んだ状態となっているのはノンレム睡眠です。
その他は説明文の通りです。

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