過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

第一種衛生管理者の過去問 令和4年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問15

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
粉じん(ヒュームを含む。)による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
   1 .
じん肺は、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病である。
   2 .
鉱物性粉じんに含まれる遊離けい酸(SiO2)は、石灰化を伴う胸膜肥厚や胸膜中皮腫を生じさせるという特徴がある。
   3 .
じん肺は、肺結核のほか、続発性気管支炎、続発性気胸、原発性肺がんなどを合併することがある。
   4 .
溶接工肺は、溶接の際に発生する酸化鉄ヒュームのばく露によって発症するじん肺である。
   5 .
アルミニウムやその化合物によるじん肺は、アルミニウム肺と呼ばれている。
( 第一種 衛生管理者試験 令和4年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問15 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

53

【解説】

2が答えの選択肢になります。

 1:正

  記載のとおりです。

  線維増殖性変化とは、肺がだんだんと硬くなり、呼吸機能が低下していく

  疾病です(参考:肺線維症総合情報サイトHP)

 2:誤

  遊離けい酸は、肺がんの発症リスクを増加させるとされています。

  (厚生労働省「職場のあんぜんサイト」)

 3:正

  記載のとおりです。

 4:正

  記載のとおりです。

  溶接工肺は、じん肺の一種です。

  (参考:独立行政法人労働健康安全機構HP)

 5:正

  記載のとおりです。

  アルミニウム肺は、じん肺の一種です。

  (参考:独立行政法人労働健康安全機構HP)

付箋メモを残すことが出来ます。
51

正解は、2です。

遊離けい酸(SiO2)が生じさせるのは、けい肺です。

胸膜肥厚や胸膜中皮腫ではありません。

その他の選択肢については、以下の通りです。

1.正しい内容です。

じん肺は、粉じんを長い年月にわたって多量に吸い込むことで肺の組織が線維化し、硬くなって弾力性を失う病気です。

3.正しい内容です。

じん肺は、肺結核のほか、結核、肺がん、気胸などの合併症がみられることもあります。

4.溶接工肺は、溶接の際に発生する酸化鉄ヒュームのばく露によって発症するじん肺のことを指します。

よって正しい内容です。

5.アルミニウムやその化合物によるじん肺は、アルミニウム肺と呼ばれています。

よって正しい内容です。

19

この問題ではじん肺について問われています。

じん肺の種類、症状、原因をセットで覚えましょう。

選択肢1. じん肺は、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病である。

これは正しい選択肢になります。

肺内では線維増殖が起こり、肺が固くなって呼吸が困難になります。

(引用:労働者健康安全機構

選択肢2. 鉱物性粉じんに含まれる遊離けい酸(SiO2)は、石灰化を伴う胸膜肥厚や胸膜中皮腫を生じさせるという特徴がある。

これは誤りの選択肢になります。

遊離けい酸はけい肺と呼ばれる症状を引き起こします。

なお、鉱山に働いている炭鉱夫などに起きやすい症状です。

選択肢3. じん肺は、肺結核のほか、続発性気管支炎、続発性気胸、原発性肺がんなどを合併することがある。

これは正しい選択肢になります。

肺の症状のほか、喉から肺の通り道である気管支にも症状が起こります。

選択肢4. 溶接工肺は、溶接の際に発生する酸化鉄ヒュームのばく露によって発症するじん肺である。

これは正しい選択肢になります。

酸化鉄ヒュームは非常に小さな粒子なので、

肺内に入り込みやすく、炎症などを引き起こします。

選択肢5. アルミニウムやその化合物によるじん肺は、アルミニウム肺と呼ばれている。

これは正しい選択肢になります。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この第一種衛生管理者 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。