第一種衛生管理者の過去問 令和5年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問10
この過去問の解説 (3件)
局所排気装置の仕様に関する問題です。
ダクトの圧力損失は、断面積を大きくするほど減少します。
よって、誤った選択肢です。
フード開口部の周囲にフランジがあると気流の整流作用が増し、フランジがないときに比べて効率良く吸引することができるため、排風量を小さくすることができます。
よって、誤った選択肢です。
説明文の通りです。
正しい選択肢です。
スロット型フードは、作業面を除き周りが覆われているものではありません。外付け式フードに分類されます。
よって、誤った選択肢です。
空気清浄装置を付設する局所排気装置を設置する場合、排風機は、一般に、空気清浄装置と排気ダクトの間に設けます。
よって、誤った選択肢です。
局所排気装置の種類や仕様に関する問題はよく出題されます。
出題パターンは多くありませんので、確実に覚えておけば得点源になります。
局所排気装置に関する設問です。
ダクトの断面積は大きくなれば圧力損失が減少します。
ダクトの形状に影響はありません。
フードの開口部にフランジがあると排風量が少なくて済みます。問題文とは逆です。
キャノピ型フードはもとある気流を気流の先で受け止めるレシーバ式フードです。
上昇気流に使われ、有機溶剤にはあまり向きません。
スロット型フードは、有害物質が発散するところのすぐ近くに設置してそこから有害な気体を吸い込む外付け式です。
空気清浄装置を付設する局所排気装置を設置する場合、排風機は空気清浄装置と排気ダクトの間に設けます。
局所排気装置の仕様に関する問題です。試験では頻出項目となります。
ダクトの形状には円形、角形などがあり、その断面積を大きくするほど、ダクトの圧力損失が減少します。圧力損失は長さに比例し、断面積に反比例します。
よって本選択肢の内容は誤りです。
フード開口部の周囲にフランジがあると、フランジがないときに比べ、気流の整流作用が増すため、大きな排風量は必要ありません。フランジは排風量を節約するためのものです。
よって本選択肢の内容は誤りです。
キャノピ型フードは、発生源からの熱による上昇気流を利用して捕捉するもので、レシーバ式フードに分類されます。
よって本選択肢の内容は正しいです。
スロット型フードは、作業面を除き周りが覆われているもので、外付け式フードに分類されます。
よって本選択肢の内容は誤りです。
空気清浄装置を付設する局所排気装置を設置する場合、排風機は、一般に、空気清浄装置の後ろに設けます。
よって本選択肢の内容は誤りです。
本設問の選択肢はすべて重要です。繰り返し出題されていますので、正確に覚えるようにしましょう。
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