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第一種衛生管理者の過去問 令和5年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問6

問題

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感染症に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
   1 .
人間の抵抗力が低下した場合は、通常、多くの人には影響を及ぼさない病原体が病気を発症させることがあり、これを日和見感染という。
   2 .
感染が成立しているが、症状が現れない状態が継続することを不顕性感染という。
   3 .
感染が成立し、症状が現れるまでの人をキャリアといい、感染したことに気付かずに病原体をばらまく感染源になることがある。
   4 .
感染源の人が咳(せき)やくしゃみをして、唾液などに混じった病原体が飛散することにより感染することを空気感染といい、インフルエンザや普通感冒の代表的な感染経路である。
   5 .
インフルエンザウイルスにはA型、B型及びC型の三つの型があるが、流行の原因となるのは、主として、A型及びB型である。
( 第一種 衛生管理者試験 令和5年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問6 )
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この過去問の解説 (5件)

43

感染症に関しての問題です。

選択肢1. 人間の抵抗力が低下した場合は、通常、多くの人には影響を及ぼさない病原体が病気を発症させることがあり、これを日和見感染という。

説明文の通りです。

重度の免疫機能が低下している造血幹細胞移植をした患者や血液疾患の患者に起りやすいので注意が必要です。

正しい選択肢です。

選択肢2. 感染が成立しているが、症状が現れない状態が継続することを不顕性感染という。

説明文の通りです。

症状が現れていないため、本人は感染に気付かず出歩くことがあるので注意が必要です。

正しい選択肢です。

選択肢3. 感染が成立し、症状が現れるまでの人をキャリアといい、感染したことに気付かずに病原体をばらまく感染源になることがある。

説明文の通りです。

感染したことに気付かずに感染源になるため、本人に症状が現れる際は、すでに周囲に病原体をばらまいた後です。

正しい選択肢です。

選択肢4. 感染源の人が咳(せき)やくしゃみをして、唾液などに混じった病原体が飛散することにより感染することを空気感染といい、インフルエンザや普通感冒の代表的な感染経路である。

感染源の人が咳(せき)やくしゃみをして、唾液などに混じった病原体が飛散することにより感染することを飛沫感染といいます。

よって、誤った選択肢です。

選択肢5. インフルエンザウイルスにはA型、B型及びC型の三つの型があるが、流行の原因となるのは、主として、A型及びB型である。

説明文の通りです。

流行の原因となるインフルエンザウイルスは、主としてA型及びB型です。

正しい選択肢です。

まとめ

感染症に関する全般的な問題です。

出題パターンは多くないため、広く浅く覚えることが重要です。

付箋メモを残すことが出来ます。
10

感染症に関する問題です、用語を整理して覚えてしまいましょう。

選択肢1. 人間の抵抗力が低下した場合は、通常、多くの人には影響を及ぼさない病原体が病気を発症させることがあり、これを日和見感染という。

設問の通りです。

通常、健康な人には害のないような弱い細菌やウイルスなどにより感染をして発症することを日和見感染といいます。

人間(宿主)の抵抗力が弱っている時に起こります。

選択肢2. 感染が成立しているが、症状が現れない状態が継続することを不顕性感染という。

設問の通りです。

不顕性感染の「顕」とは明らか、現れる、見えるという意味があります。

感染はしているけれども症状が現れない・明らかでない状態を不顕性感染と言います。

選択肢3. 感染が成立し、症状が現れるまでの人をキャリアといい、感染したことに気付かずに病原体をばらまく感染源になることがある。

設問の通りです。

キャリア(desease carrier)とは、感染しながら症状が現れることなく持続的に感染している状態の人のことを言います。

本人は症状がないので自覚はしていませんが、体内に病原体を保有していることからばらまいて、他の人が感染をする可能性があります。

選択肢4. 感染源の人が咳(せき)やくしゃみをして、唾液などに混じった病原体が飛散することにより感染することを空気感染といい、インフルエンザや普通感冒の代表的な感染経路である。

誤りです。

×空気感染→〇飛沫感染

くしゃみなどをして病原体の混じった唾液などが周囲に飛び散り、その飛沫を近くにいる他の人が吸い込むことを「飛沫(ひまつ)」感染と言います。

空気感染とは、飛沫などによって空気中に漂う病原体を、その空気ごと吸い込んでしまうことです。

選択肢5. インフルエンザウイルスにはA型、B型及びC型の三つの型があるが、流行の原因となるのは、主として、A型及びB型である。

設問の通りです。

インフルエンザウイルスにはA、B、Cの3つの型があります。

その中で流行的に広がるのはA型及びB型です。

9

感染症に関する設問です。

選択肢1. 人間の抵抗力が低下した場合は、通常、多くの人には影響を及ぼさない病原体が病気を発症させることがあり、これを日和見感染という。

人間の抵抗力が低下した場合は、通常、多くの人には影響を及ぼさない病原体が病気を発症させることがあり、これを日和見感染といいます。

よって本選択肢の内容は正しいです。

選択肢2. 感染が成立しているが、症状が現れない状態が継続することを不顕性感染という。

感染が成立しているが、症状が現れない状態が継続することを不顕性感染といいます。

よって本選択肢の内容は正しいです。

選択肢3. 感染が成立し、症状が現れるまでの人をキャリアといい、感染したことに気付かずに病原体をばらまく感染源になることがある。

感染が成立し、症状が現れるまでの人をキャリアといい、感染したことに気付かずに病原体をばらまく感染源になることがあります。

よって本選択肢の内容は正しいです。

選択肢4. 感染源の人が咳(せき)やくしゃみをして、唾液などに混じった病原体が飛散することにより感染することを空気感染といい、インフルエンザや普通感冒の代表的な感染経路である。

感染源の人が咳(せき)やくしゃみをして、唾液などに混じった病原体が飛散することにより感染することを「飛沫感染」といい、インフルエンザや普通感冒の代表的な感染経路です。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢5. インフルエンザウイルスにはA型、B型及びC型の三つの型があるが、流行の原因となるのは、主として、A型及びB型である。

インフルエンザウイルスにはA型、B型及びC型の三つの型があるが、流行の原因となるのは、主として、A型及びB型です。

A型は鳥類などヒト以外の動物に感染しますが、B型はヒトのみ感染するウイルスです。

C型は一度かかると基本的に一生かからないウイルスなので、子どもだけがかかります。

よって本選択肢の内容は正しいです。

7

感染症に関する問題です。

コロナウイルスの流行に伴い、2022年あたりから出題が多くなりました。

一般的な事項も多いですので、知っておくとよいです。

選択肢1. 人間の抵抗力が低下した場合は、通常、多くの人には影響を及ぼさない病原体が病気を発症させることがあり、これを日和見感染という。

これは正しい選択肢となります。

 

免疫力が低下しているときの例として、

疾患や治療、加齢、栄養不足、ストレスなどがあります。

選択肢2. 感染が成立しているが、症状が現れない状態が継続することを不顕性感染という。

これは正しい選択肢となります。

 

 

選択肢3. 感染が成立し、症状が現れるまでの人をキャリアといい、感染したことに気付かずに病原体をばらまく感染源になることがある。

これは正しい選択肢となります。

 

感染したことに気づかず、感染源になってしまいます。

本人に症状が現れたときにはもう既に他の人に移している状態です

選択肢4. 感染源の人が咳(せき)やくしゃみをして、唾液などに混じった病原体が飛散することにより感染することを空気感染といい、インフルエンザや普通感冒の代表的な感染経路である。

これは誤りの選択肢になります。

 

感染源の人が咳やくしゃみをして、

唾液などに交じった病原体が飛散することにより感染することを指します。

選択肢5. インフルエンザウイルスにはA型、B型及びC型の三つの型があるが、流行の原因となるのは、主として、A型及びB型である。

これは正しい選択肢となります。

 

インフルエンザで流行するのはAとB型です。

 

C型の特徴として、遺伝子があまり変異しないこと、感染力や拡散力が低いといったことが挙げられます。

遺伝子が変化しないと、体に免疫ができるため、同じC型には罹らなくなります。

2

感染症に関する問題です。

「日和見(ひよりみ)感染」「不顕性(ふけんせい)感染」など

聞きなれない(見慣れない)ことばについては、確認しておきましょう。

では、選択肢をみていきましょう。

選択肢1. 人間の抵抗力が低下した場合は、通常、多くの人には影響を及ぼさない病原体が病気を発症させることがあり、これを日和見感染という。

正しいです。文のとおりです。

選択肢2. 感染が成立しているが、症状が現れない状態が継続することを不顕性感染という。

正しいです。文のとおりです。

「不顕=あらわれない」という意味です。

選択肢3. 感染が成立し、症状が現れるまでの人をキャリアといい、感染したことに気付かずに病原体をばらまく感染源になることがある。

正しいです。文のとおりです。

選択肢4. 感染源の人が咳(せき)やくしゃみをして、唾液などに混じった病原体が飛散することにより感染することを空気感染といい、インフルエンザや普通感冒の代表的な感染経路である。

誤りです。文中の「空気感染」が誤りで、正しくは「飛沫(ひまつ)感染」です。

空気感染とは、感染源の人が咳やくしゃみをして、そのしぶきが乾燥し、

病原体が飛沫核(ひまつかく)として空気中を漂うことがあります。

その空気中に漂っている病原体を吸い込むことによっておこるのが「空気感染」です。

麻疹(ましん)、水痘、結核などは空気感染によっておこります。

選択肢5. インフルエンザウイルスにはA型、B型及びC型の三つの型があるが、流行の原因となるのは、主として、A型及びB型である。

正しいです。文のとおりです。

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