第一種衛生管理者 過去問
令和7年4月公表
問44 (労働生理 問10)
問題文
ヒトのホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
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問題
第一種衛生管理者試験 令和7年4月公表 問44(労働生理 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
ヒトのホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
- ホルモン:セクレチン 内分泌器官:十二指腸 はたらき:消化液の分泌促進
- ホルモン:メラトニン 内分泌器官:副腎髄質 はたらき:体液中の塩類バランスの調節
- ホルモン:パラソルモン 内分泌器官:副甲状腺 はたらき:血中のカルシウム量の調節
- ホルモン:インスリン 内分泌器官:膵(すい)臓 はたらき:血糖量の減少
- ホルモン:グルカゴン 内分泌器官:膵(すい)臓 はたらき:血糖量の増加
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この過去問の解説 (3件)
01
ホルモンとその働きに関する問題です。
内分泌に関する問題は出題されやすいので、
表などにまとめておくと良いでしょう。
特に相反するはたらきをするもの(例えば「~を促進」「~を抑制」)はセットで覚えておくようにするとよいでしょう。
では、選択肢をみていきましょう。
正しいです。
選択肢の組み合わせのとおりです。
誤りです。
メラトニンの内分泌器官は、松果体で、
はたらきは生体リズムの調整です。
体液中の塩分バランスに関与するのは、
副腎皮質から分泌されるアルドステロン、
脳下垂体から分泌されるパソプレッシンです。
正しいです。
選択肢の組み合わせのとおりです。
正しいです。
選択肢の組み合わせのとおりです。
正しいです。
選択肢の組み合わせのとおりです。
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02
ヒトのホルモンは内分泌腺などで作られ、
さまざまな情報を伝達して体の機能を維持する機能を担っています。
セクレチンは、十二指腸から分泌され、
膵液の分泌を促進しますので、
これは正しい組み合わせであるといえます。
メラトニンは、松果体から分泌され、
睡眠と覚醒のリズムなど、
概日リズムを調整しています。
誤った組み合わせのものを選びますので、
これが正答であると考えられます。
なお、副腎髄質から分泌されるホルモンは、
アドレナリンやノルアドレナリンです。
また、体液中の塩類バランスの調節を行うホルモンは、
副腎皮質から分泌されるアルドステロンなどです。
パラソルモンは、副甲状腺から分泌され、
血中のカルシウム量の調節を行いますので、
これは正しいと組み合わせであるといえます。
インスリンは、膵(すい)臓から分泌され、
血糖量を減少させますので、
これは正しいと組み合わせであるといえます。
グルカゴンは、膵臓から分泌され、
血糖量を増加させますので、
これは正しいと組み合わせであるといえます。
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03
ホルモンや内分泌に関する問題です。
混同しやすいものもありますので、まずは覚えやすいホルモンとその作用からおさえましょう。
正しいです。
セクレチンは十二指腸で分泌され消化液の分泌促進機能を有します。
誤りです。
メラトニンは松果体で分泌されサーカディアンリズムを司ります。
副腎髄質はアドレナリンやノルアドレナリンを分泌します。
体液中の塩類バランスの調節を担うホルモンはアルドステロンです。
正しいです。
パラソルモンは副甲状腺で分泌され血中のカルシウム量の調節を担います。
正しいです。
インスリンは膵臓で分泌され血糖量の減少させます。
正しいです。
グルカゴンは膵臓で分泌され血糖量の増加させます。
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