第二種衛生管理者の過去問
平成26年10月公表
労働衛生 問20
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成26年10月公表 労働衛生 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
一次救命処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 気道を確保するためには、仰向けにした傷病者のそばにしゃがみ、後頭部を軽く上げ、あごを下方に押さえる。
- 反応はないが普段どおりの呼吸をしている傷病者で、嘔吐や吐血などがみられる場合は、回復体位をとらせる。
- 人工呼吸が可能な場合、心肺蘇生は、胸骨圧迫30回に人工呼吸2回を繰り返して行う。
- 胸骨圧迫は、胸が少なくとも5cm沈む強さで胸骨の下半分を圧迫し、1分間に少なくとも100回のテンポで行う。
- AED(自動体外式除細動器)を用いた場合、電気ショックを行った後や電気ショック不要の音声メッセージが出たときは、胸骨圧迫を再開し、心肺蘇生を続ける。
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この過去問の解説 (3件)
01
1. 誤りになります。
気道を確保するには、傷病者の額を抑えながら、指先を傷病者のあごの先端に当てて持ち上げます。本肢は、誤っています。
2. 正しいです。
いわゆる横向き寝になります。気道確保には重要です。この回復体位の説明は正しいです。
3. 正しいです。
救急隊に引き継ぐまでの処置で、迷ったら直ぐに胸骨圧迫をすることにあります。
4. 正しいです。
胸骨圧迫は、6㎝を超えてはなりません。また、1分間に100~120回になります。本肢は、正しいです。
5. 正しいです。
救命処置の基本は、胸骨圧迫にあります。本肢は、正しいです。
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02
1.正しくない
傷病者のそばにしゃがみ、片手を額から前頭部にかけて当て、下に押すと同時に左手をあごの先端に掛けて上に引きます。
2.正しい
正しい記述です。
3.正しい
心肺蘇生は、胸骨圧迫「30回」に人工呼吸「2回」を繰り返します。
4.正しい
胸骨圧迫は、1分間に少なくとも「100回」のテンポで行います。
5.正しい
正しい記述です。
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03
文中の「後頭部を軽く上げ、あごを下方に押さえる」という部分が誤りです。正しくは「傷病者の額をおさえながら、指先を傷病者の顎の先端に当てて持ち上げる」です。
他の選択肢については正しい記述で、文のとおりです。
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