第二種衛生管理者の過去問
平成26年10月公表
労働生理 問26
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成26年10月公表 労働生理 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 血液は、血漿と有形成分から成り、有形成分は赤血球、白血球及び血小板から成っている。
- 赤血球の寿命は約120日であり、白血球に比べて長い。
- 血漿中の蛋白質のうち、グロブリンは血液浸透圧の維持に関与し、アルブミンは免疫物質の抗体を含む。
- 血小板は、核を持たない不定形の細胞で、血液凝固作用に関与している。
- 血液の凝固は、血漿中のフィブリノーゲン(線維素原)がフィブリン(線維素)に変化する現象である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1. 正しいです。
本肢の説明の通りになります。
2. 正しいです。
本肢の説明の通りになります。
3. 誤りになります。
「グロブリン」は、免疫物質の抗体を含み、免疫グロブリンと言われます。「アルブミン」は、血液の浸透圧の維持に関与します。よって、本肢の説明は逆転しています。
4. 正しいです。
止血作用になります。
5. 正しいです。
本肢の説明の通りになります。
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02
文中のグロブリンに対する記述とアルブミンに対する記述が逆になっています。
グロブリンが免疫物質の抗体を含み、アルブミンが血液浸透圧の維持に関与しています。
他の選択肢、1,2,4,5は文のとおりで正しいです。
2の寿命について補足すると…
白血球には単球、顆粒球、リンパ球があります。それぞれの寿命は異なりますが、顆粒球の場合2日~14日といわれています。また血小板の寿命は10日くらいといわれています。
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03
1.正しい
正しい記述です。
2.正しい
白血球の寿命は、一般に3~4日(14日以内)といわれています。
3.正しくない
アルブミンが血液浸透圧の維持に関与し、グロブリンが免疫物質の抗体を含んでいます。
4.正しい
正しい記述です。
5.正しい
正しい記述です。
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