第二種衛生管理者の過去問
平成27年4月公表
労働衛生 問15
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成27年4月公表 労働衛生 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
厚生労働省の「職場における喫煙対策のためのガイドライン」に基づく空間分煙による喫煙対策の進め方に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 施設・設備面の対策として、可能な限り、喫煙室を設置することとし、これが困難な場合には、喫煙コーナーを設置する。
- 喫煙室又は喫煙コーナーには、原則として、たばこの煙が拡散する前に吸引して屋外に排出する方式の喫煙対策機器を設置する。
- やむを得ない措置として、屋内に排気する方式の空気清浄装置を喫煙室又は喫煙コーナーに設置する場合は、換気に特段の配慮をする。
- 喫煙室又は喫煙コーナーと非喫煙場所との境界において、喫煙室又は喫煙コーナーから非喫煙場所へ向かう気流の風速を0.2m/s以下とするように必要な措置を講じる。
- 職場の空気環境の測定を行い、浮遊粉じんの濃度を0.15mg/m3以下及び一酸化炭素の濃度を10ppm以下とするように必要な措置を講じる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1. 正しいです。
非喫煙者の保護の観点から、設置対策を講じることになります。
2. 正しいです。
本肢の説明の通りになります。
3. 正しいです。
室内でのいわゆる局所排気装置になります。
4. 誤りになります。
喫煙室又は喫煙コーナーと非喫煙場所との境界において、〈非喫煙場所から喫煙室又は喫煙コーナーへ向かう気流の風速を0.2m/s以上〉とするように必要な措置を講じるべきとなっています。逆の単語が並んでいます。本肢は誤りです。
5. 正しいです。
両者ともに、以下で正しいです。注意が必要です。
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02
文中の「喫煙室又は喫煙コーナーから非喫煙場所へ向かう気流の風速を0.2m/s以下」の部分が誤りです。正しくは「非喫煙場所から喫煙又は喫煙コーナーへ向かう気流の風速を0.2m/s以上」です。
有害物質からの隔離には選択肢1のような物理的隔離、本選択肢のような空気的隔離、そのほか時間的隔離という3つの方法があります。
空気的隔離は(有害物質の)発生源に向かう気流の風速を0.2m/s以上にするのが原則です。
他の選択肢1、2、3、5は正しい記述となっています。
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03
1.正しい
正しい記述です。
2.正しい
正しい記述です。
3.正しい
正しい記述です。
4.正しくない
非喫煙場所との境界において、「喫煙室又は喫煙コーナーへ向かう気流の風速」を「0.2m/s以上」とするように必要な措置を講じることとなっています。
5.正しい
浮遊粉じんの濃度を「0.15mg/m3以下」及び一酸化炭素の濃度を「10ppm以下」とするように必要な措置を講じることとされています。
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