第二種衛生管理者の過去問
平成27年10月公表
労働生理 問30
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成27年10月公表 労働生理 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
ストレスに関する次のAからDまでの記述について、誤っているものの組合せは1~5のうちどれか。
A 外部環境からの刺激すなわちストレッサーは、その強度にかかわらず、自律神経系と内分泌系を介して、心身の活動を抑圧する。
B ストレス反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与している。
C ストレス反応は、個人差が大きい。
D 騒音、気温などの物理的要因が職場でのストレッサーとなることはない。
A 外部環境からの刺激すなわちストレッサーは、その強度にかかわらず、自律神経系と内分泌系を介して、心身の活動を抑圧する。
B ストレス反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与している。
C ストレス反応は、個人差が大きい。
D 騒音、気温などの物理的要因が職場でのストレッサーとなることはない。
- A、B
- A、D
- B、C
- B、D
- C、D
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この過去問の解説 (3件)
01
Aは、ストレッサーの記述につきまして、全般的に正しいのですが、「心身の活動を抑圧する」が誤っています。「抑圧ばかりでなく亢進」もあるからです。
Bは、副腎皮質ホルモンの関与に記述は正しいです。
Cは、ストレス反応は、多く個人差に影響がでます。正しいです。
Dは、騒音、気温など外部要因で経験されておられると思います。まさにストレッサーの要因になります。誤りの肢となります。
以上により、誤りの組合せの肢は2となります。
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02
A. ×
誤りです。 外部環境からの刺激すなわちストレッサーがかかると、自律神経系や内分泌系を介して心身の活動は活性化したり、抑圧されたりします。例えば、大人数の前でのプレゼンテーションをストレッサーとして考えると、人は緊張して、心拍は上昇します。つまり身体は活性化する方向へと働きます。一方、ストレスがかかりすぎると、逆に体は自身を守ろうとして心身の活動を抑制することがあります。
B. ◯
正しい記述です。ストレス反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与しています。
C. ◯
正しい記述です。ストレス反応は個人差が大きいです。
D. ×
誤りです。騒音や気温などの物理的要因が職場でのストレッサーになることがあります。
以上から、誤りはAとDなので選択肢2が正解となります。
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03
A~Dについてそれぞれ見ていきます。
A:誤り→文中の「心身の活動を抑圧する」が誤りです。正しくは「心身の活動を抑圧させたり亢進させたりする」です。
B:正しい
C:正しい
D:誤り→「物理的要因が職場でのストレッサーになることはない」という部分が誤りです。物理的要因もストレッサーとなります。
以上より、誤っているものの組み合わせは2となります。
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