第二種衛生管理者の過去問
平成28年4月公表
労働生理 問26
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成28年4月公表 労働生理 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 血液は、血漿と有形成分から成り、血液の容積の55%程度を占める血漿中には、アルブミン、グロブリンなどの蛋白質が含まれている。
- 血液の容積に対する赤血球の相対的容積をヘマトクリットという。
- 骨髄中で産生される赤血球の寿命は、約120日で、白血球の寿命に比べて長い。
- 白血球の一成分であるリンパ球には、Bリンパ球、Tリンパ球などがあり、免疫反応に関与している。
- ある人の血漿中のフィブリン(線維素)と別の人の血清中のフィブリノーゲン(線維素原)との間で生じる反応を血液の凝集という。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解 5
1. 正しいです。
有形成分(小さな血球)は、全体の45%を占めます。
本肢の説明の通りになります。
2. 正しいです。
赤色をしたヘモグロビンは、貧血の判定指標になります。男女に差があります。本肢の説明の通りです。
3. 正しいです。
赤血球は、無核の円盤状の細胞でできています。
白血球の寿命は、約3~4日と短いです。
4. 正しいです。
本肢の説明の通りになります。
5. 誤りになります。
ある人の血漿中ではなく、「赤血球」のフィブリンになります。前段が誤りです。端的に、血液の凝集とは、輸血などより赤血球が集まってしまう現象のことです。
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02
1.正しい
正しい記述です。
2.正しい
正しい記述です。
3.正しい
正しい記述です。
4.正しい
正しい記述です。
5.正しくない
血液の凝集とは、「赤血球中の凝集原」と「血清の凝集素」との間で生じる反応のことをいいます。
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03
血液の凝集は線維素間で行われる反応ではありません。赤血球中の抗原(凝集原)と血清の抗体(凝集素)間で起こる反応です。
他の選択肢、1,2,3,4については正しい記述となっています。
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