第二種衛生管理者の過去問
平成28年4月公表
労働生理 問27
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成28年4月公表 労働生理 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
感覚又は感覚器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 内耳は、前庭、半規管及び蝸牛から成り、蝸牛が平衡感覚をつかさどっている。
- 皮膚感覚には、触圧覚、痛覚、温度感覚(温覚・冷覚)などがあり、これらのうち冷覚を感じる冷覚点の密度は、他の感覚点に比べて大きい。
- 網膜には色を感じる錐状体と、明暗を感じる杆状体の2種類の視細胞がある。
- 眼軸が長過ぎるために、平行光線が網膜の前方で像を結ぶ状態は、遠視である。
- 嗅覚は、わずかな匂いでも感じるほど鋭敏で、同じ臭気に対しても疲労しにくい。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.正しくない
蝸牛は、「聴覚」を、前庭と半規管が「平衡感覚」をつかさどっています。
2.正しくない
冷覚点は、他の感覚点に比べて鋭敏(=密度が小さい)です。
3.正しい
正しい記述です。
4.正しくない
眼軸が長過ぎるのは「近視眼」です。「遠視眼」は、眼軸が短か過ぎる場合です。
5.正しくない。
同じ臭気に対して、疲労しやすいです。
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02
1. 誤っています。
蝸牛は大脳に伝え、音を感じます。前庭、半規管が平衡感覚器官になります。よって、誤りです。
2. 誤っています。
冷覚点の密度は、温覚よりも敏感になります。従いまして、他の感覚点に比べ小さくなります。
3. 正しいです。
色彩:錐状体 明暗:杆状体のパターンです。
本肢の説明の通りになります。
4. 誤っています。
眼軸が長すぎるのは「近視」になります。
5. 誤っています。
同一臭気に対しましては、疲労しやすくなります。
有毒ガス等への注意が必要になります。
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03
文の通りです。
他の選択肢については以下のとおりです。
1.誤りです。文中の「蝸牛」が誤りです。
正しくは「前庭、半規管」です。前庭と半規管が平衡感覚に関わっています。蝸牛は聴覚に関わっています。
2.誤りです。文中の「冷覚を感じる冷覚点」の部分が誤りで正しくは「痛覚を感じる痛覚点」です。
密度の大きい順に痛覚、触圧覚、冷覚、温覚となっています。
4.誤りです。文中の「遠視」が誤りです。正しくは「近視」です。
5.誤りです。文末の「疲労しにくい」という部分が誤りで正しくは「疲労しやすい」です。
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