第二種衛生管理者の過去問
平成29年4月公表
労働生理 問27
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成29年4月公表 労働生理 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
視覚に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 遠距離視力検査は、一般に、5mの距離で実施する。
- ヒトの眼は、硝子体の厚さを変えることにより焦点距離を調節して網膜の上に像を結ぶようにしている。
- 角膜が歪んでいたり、表面に凹凸があるために、眼軸などに異常がなくても、物体の像が網膜上に正しく結ばないものを乱視という。
- 網膜には、錐状体と杆状体の2種類の視細胞がある。
- 明るいところから急に暗いところに入ると、初めは見えにくいが暗順応によって徐々に見えるようになる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 5mの距離で測定します。正しい肢です。
2 硝子体ではなく、レンズの役目をする「水晶体」のことです。明らかな誤りです。
3 角膜の歪みや、凸凹があるために正像が結べなくなります。これが、乱視です。本記述は正しいです。
4 網膜には、光を受ける二大細胞があります。その一つが、円錐状をなしている錐状体細胞で、もう一つは棒状をしている杆状体細胞です。正しい肢です。
5 網膜の明順応のほうが暗順応よりも順応が速いのです。正しい肢です。
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02
1.◯
遠距離視力検査は、一般に5mの距離で実施します。
2.×
誤りです。眼は【水晶体】の厚さを変えることにより、焦点距離を調節して網膜の上に像を結ぶようにしています。
3.◯
記載の通りです。
4.◯
網膜には錐状体と杆状体という2種類の視細胞があります。錐状体は明るいところで働き、色を感じます。一方、杆状体は暗いところで働き、弱い光を感じます
5.◯
暗順応:明るいところから急に暗いところに入ると、はじめは見えにくいですが、次第に見えるようになる現象のことです。
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03
文中の「硝子体」の部分が誤りで、正しくは「水晶体」です。この水晶体の調節に関わっているのは、毛様体筋です。
他の選択肢については、文のとおりで正しいです。
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