第二種衛生管理者の過去問
平成29年10月公表
労働衛生 問17
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成29年10月公表 労働衛生 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
出血及び止血法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 直接圧迫法は、出血部を直接圧迫する方法であり、最も簡単で効果的な方法である。
- 間接圧迫法は、出血部より心臓に近い部位の動脈を圧迫する方法である。
- 動脈性出血は、傷口からゆっくり持続的に湧き出るような出血である。
- 体内の全血液量の3分の1程度が急激に失われると、生命が危険な状態となる。
- 止血処置を行うときは、感染防止のため、ビニール手袋を着用したりビニール袋を活用したりして、血液に直接触れないようにする。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 直接圧迫法が、最も基本的で確実な方法とされています。動脈出血に対しても有効です。正しいです。
2 本肢の記述の通りです。
3 動脈性出血は、傷口から一気に血潮が噴き出るもので、失血死の恐怖があります。「ゆっくり」が誤りとなります。よって、本肢が正解です。
4 人の全血液量は体重の1/13とされ、その1/3以上が失われますと、生命の危険をもたらします。正しい肢となります。
5 感染防止の基本事項ですね。手袋着用につき。本肢の記述の通りとなります。
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02
1.◯
「直接圧迫法」とは出血部を直接圧迫して止血を試みる方法です。
2.◯
「間接圧迫法」とは出血部位より心臓より近い部位を圧迫し止血を試みる方法のことです。
3.×
【静脈性出血】は、傷口からゆっくり持続的に湧き出るような出血で、通常、直接圧迫法で止血をおこないます。
4.◯
正しい記載です。体内の全血液量は体重の約8%(体重の約1/13)です。そのうち【約1/3】を急激に失うと生命が危険な状態となります。
5.◯
記載のとおりです。 止血を行うときは、処置者の感染防止のため、ビニール手袋を着用したりビニール袋を活用したりして、受傷者の血液に直接触れないようにします。
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03
動脈からの出血なので、鮮紅色の血液が傷口から勢いよく噴き出すような出血です。短時間に大量の出血となり、死に至る危険性があります。
他の選択肢については、文のとおりで正しいです。
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