第二種衛生管理者の過去問
平成30年4月公表
労働衛生 問18
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成30年4月公表 労働衛生 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
出血及び止血法並びにその救急処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 体内の全血液量は、体重の約8%で、その約3分の1を短時間に失うと生命が危険な状態となる。
- 止血法には、直接圧迫法、間接圧迫法などがあるが、応急手当としては直接圧迫法が推奨されている。
- 静脈性出血は、傷口からゆっくり持続的に湧き出るような出血で、通常、直接圧迫法で止血する。
- 止血帯を施した後、受傷者を医師に引き継ぐまでに1時間以上かかる場合には、止血帯を施してから1時間ごとに1、2分間、出血部から血液がにじんでくる程度まで結び目をゆるめる。
- 止血を行うときは、受傷者の血液による処置者への感染防止のため、ビニール手袋を着用したりビニール袋を活用するようにする。
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この過去問の解説 (4件)
01
1. 全血液量は、体重の1/13でその1/3以上を失血しますと死に至ります。正しいです。
2. 本肢の説明の通りになります。
3. ジワジワと出る血液の止血で、その説明は正しいです。
4. 医師に引き継ぐまでに時間を要する場合には、30分ごとに止血帯の結び目を緩めましょう。30分以上止めますと細胞が死んでしまうからです。よって、本肢が誤りです。
5. 感染の予防には、絶対必要になります。正しいです。
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02
文中の「止血帯を施してから1時間ごと」の部分が誤りで、正しくは「止血帯を施してから30分ごと」です。
他の選択肢は文のとおりです。
補足として、3の静脈性出血に対し、1の状態が動脈性出血です。
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03
1.◯
設問の通りです。
2.◯
設問の通りです。
3.◯
設問の通りです。
4.×
受傷者を医師に引き継ぐまでに1時間以上かかる場合は、止血帯を施してから30分毎に1〜2分結び目を緩めます。設問は1時間毎となっており誤りです。
5.◯
設問の通りです。
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04
4 . 止血帯を施した後、受傷者を医師に引き継ぐまでに1時間以上かかる場合には、止血帯を施してから【1時間ごと→30分ごと】に1、2分間、出血部から血液がにじんでくる程度まで結び目をゆるめる。
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