第二種衛生管理者の過去問 令和4年4月公表 労働生理 問27
この過去問の解説 (3件)
正解は「明るいところから急に暗いところに入ると、初めは見えにくいが徐々に見えやすくなることを明順応という。」です。
〇
正しい記述です。
暗い場合はより多くの光を集めようとして瞳孔が広がります。
〇
正しい記述です。
眼軸とは角膜から網膜までの距離のことをいいます。
眼に入り込む光の焦点は同じため、眼軸が短いと網膜の後ろ、眼軸が長いと網膜の手前で焦点が結ばれます。
〇
正しい記述です。
角膜の歪みや凹凸は光の屈折に影響を及ぼすため、ピントがぼやけてしまいます。
〇
正しい記述です。
錐状体は網膜の黄斑付近にあり、明るい光と色を感じます。
杆状体は網膜の周辺に多くあり、明暗と弱い光を感じます。
×
暗順応についての記述です。
逆に明順応とは、暗いところから急に明るいところに入ったときにまぶしく感じ、徐々に見えるようになることをいいます。
「明るいところから急に暗いところに入ると、初めは見えにくいが徐々に見えやすくなることを明順応という。」が答えの選択肢になります。
正
記載のとおりです。
正
記載のとおりです。
眼軸が長く、平行光線が網膜の前方で像を結ぶものが「近視」です。
正
記載のとおりです。
正
記載のとおりです。
誤
選択肢の説明は、「暗順応」です。
中学校の理科の「生物の体のつくりとはたらき」や、高校の生物基礎や生物の教科書や副教材にも記載されている内容です。
中学・高校の教科書等をお持ちの方は、目を通しておいた方がよいです。
※出版社によって、記載表現が異なったり、記載されていないこともあります。
正解は「明るいところから急に暗いところに入ると、初めは見えにくいが徐々に見えやすくなることを明順応という。」です。
各選択肢については、以下の通りです。
暗い場合には、光量を取り入れるため瞳孔が広がります。
網膜の後方で像を結ぶものを遠視といいます。
反対に眼軸が長く、網膜の前方で像を結ぶ状態が近視です。
角膜が歪んでいるなどの原因で、物体の像が網膜上に正しく結ばれないものを乱視といいます。
明るい所で働き、色を感じる錐状体と、暗い所で働き、弱い光を感じる杆状体の2種類の視細胞があります。
明るいところから急に暗いところに入る時の適応は、暗順応と言います。
明順応ではありません。
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