問題
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健康診断における検査項目に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 .
HDLコレステロールは、善玉コレステロールとも呼ばれ、低値であることは動脈硬化の危険因子となる。
2 .
γ−GTPは、正常な肝細胞に含まれている酵素で、肝細胞が障害を受けると血液中に流れ出し、特にアルコールの摂取で高値を示す特徴がある。
3 .
ヘモグロビンA1cは、血液1µL中に含まれるヘモグロビンの数を表す値であり、貧血の有無を調べるために利用される。
4 .
尿素窒素(BUN)は、腎臓から排泄(せつ)される老廃物の一種で、腎臓の働きが低下すると尿中に排泄されず、血液中の値が高くなる。
5 .
血清トリグリセライド(中性脂肪)は、食後に値が上昇する脂質で、内臓脂肪が蓄積している者において、空腹時にも高値が持続することは動脈硬化の危険因子となる。
( 第二種 衛生管理者試験 令和5年10月公表 労働衛生 問4 )