過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

第二種衛生管理者の過去問 令和5年10月公表 労働衛生 問6

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
労働衛生管理に用いられる統計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
   1 .
生体から得られたある指標が正規分布である場合、そのばらつきの程度は、平均値や最頻値によって表される。
   2 .
集団を比較する場合、調査の対象とした項目のデータの平均値が等しくても分散が異なっていれば、異なった特徴をもつ集団であると評価される。
   3 .
健康管理統計において、ある時点での検査における有所見者の割合を有所見率といい、このようなデータを静態データという。
   4 .
健康診断において、対象人数、受診者数などのデータを計数データといい、身長、体重などのデータを計量データという。
   5 .
ある事象と健康事象との間に、統計上、一方が多いと他方も多いというような相関関係が認められたとしても、それらの間に因果関係があるとは限らない。
( 第二種 衛生管理者試験 令和5年10月公表 労働衛生 問6 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (1件)

0

統計用語に関する問題です。

正規分布やばらつき、分散など基本的な用語の意味は理解しておきましょう。

 

では、選択肢を見ていきましょう。

選択肢1. 生体から得られたある指標が正規分布である場合、そのばらつきの程度は、平均値や最頻値によって表される。

誤りです。

平均値、最頻値は「代表値」と呼ばれるものです。

ばらつきの程度は、分散、標準偏差、範囲で表します。

 

ここで出てきた用語について補足します。

正規分布:平均値と最頻値・中央値が一致し、
     それを軸として左右対称となっている確率分布

平均値:全データの合計を、データ数で割った値

最頻値:データの中で最も多く存在する値

中央値:データを大きい(又は小さい)値の順に並べた場合の中央の値

分散:値のばらつき度合い

標準偏差:分散の平方根

範囲:最大値と最小値の差

選択肢2. 集団を比較する場合、調査の対象とした項目のデータの平均値が等しくても分散が異なっていれば、異なった特徴をもつ集団であると評価される。

正しいです。文のとおりです。

選択肢3. 健康管理統計において、ある時点での検査における有所見者の割合を有所見率といい、このようなデータを静態データという。

正しいです。文のとおりです。

 

静態データとは、ストックデータともいい、
ある「時点」の集団に関するデータです。

 

これに対し、動態データとは、フローデータともいい、
ある「期間」の集団に関するデータです。

選択肢4. 健康診断において、対象人数、受診者数などのデータを計数データといい、身長、体重などのデータを計量データという。

正しいです。文のとおりです。

 

漢字で示されたように数えることできるものが計数データ、
測らないと数値が分からないものは計量データです。

選択肢5. ある事象と健康事象との間に、統計上、一方が多いと他方も多いというような相関関係が認められたとしても、それらの間に因果関係があるとは限らない。

正しいです。文のとおりです。

付箋メモを残すことが出来ます。
問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この第二種衛生管理者 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。