第二種電気工事士の過去問 平成30年度下期 一般問題 問13

「2」が正答です。

三相誘導電動機の回転速度は同期速度Nsとほぼ等しいことから同期速度を以下の公式で求めます。

Ns=120f／p［min-1］
f：電源の周波数
p：極数

fとpにそれぞれの値を代入すると
Ns=120×50／6=1000［min-1］となります。

三相かご形誘導電動機の回転速度の問題です。

回転速度の公式を思い出してみましょう。
N=(1-s)×120×f/p
N:回転速度[min-1]　s:すべり　f:周波数[Hz]　p:極数

この公式に、極数p=6、周波数f=50[Hz]を代入します。また、この問題ではすべりは無視します。つまり、すべりs=0とします。

N=(1-0)×120×50/6=1000[min-1]となります。

ゆえに、2が正解です。

正解は2.になります。

回転速度の求め方は下記になります。公式は覚えておきましょう。

回転速度 N = (1-s)×120f / p
(s：滑り、f：周波数、p：極数)

問題内容から、
p = 6、f = 50 ということはわかります。
滑りに関しては、指定がない限り、無しと考えます(s = 0 と考える)。

上記の式に代入します。

回転速度 N = (1-0)×120×50 / 6
= 1000[min-1]

よって、2.が正解です。