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第二種電気工事士の過去問 令和2年度下期 午前 一般問題 問9

問題

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図のように、三相の電動機と電熱器が低圧屋内幹線に接続されている場合、幹線の太さを決める根拠となる電流の最小値[A]は。
ただし、需要率は100%とする。
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( 第二種 電気工事士試験 令和2年度下期 午前 一般問題 問9 )
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この過去問の解説 (3件)

67

正解は2です。

幹線の太さは、電動機とそれ以外の機器の電流を計算し合計して決定します。

電動機については定格電流の合計が、50A以下の場合には定格電流合計の1.25倍、50Aを超える場合には定格電流合計の1.1倍を許容電流としなければなりません。

この問題では電動機の定格電流の合計は30+30+20=80Aとなりますから、これを1.1倍して88Aと求めます。

電熱器の定格が15Aですから、これを加算して103Aとなります。

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26
図のMは電動機負荷(モーター)、Hは電熱器負荷(ヒーター)です。

それぞれの合計はM…80A、H…15A

ここでモーターとヒーターのアンペアを比較し、
ヒーターが同じか大きい
 …そのまま合計する
モーターが多い場合で、モーターが50Aが以下
 …モーター分の合計を1.25倍して合計する
モーターが多い場合で、モーターが50Aがより大きい
 …モーター分の合計を1.1倍して合計する

問題ではモーター分が80Aであるため1.1倍し、合計するので、答えは103Aとなります。

9

正解は2です。

この問題は出題科目「配電理論及び配線設計」からの出題です。

この問題では下記の知識を求められています。

<必要知識>

◯幹線の許容電流 IW が計算できる。

幹線の許容電流は、負荷の定格電流の総和によって決めますが、

負荷に電動機がある時は、電動機が動き出す時に大きな電流が流れるので、

その電流分を踏まえた計算式で計算します。

この必要知識に伴う計算式は下記です。

<必要計算式>

・電動機の定格電流の合計値 IM が、電動機以外の負荷の定格電流の

 合計値 IH よりも小さいか等しい場合

IW ≧ IM +IH

・電動機の定格電流の合計値 IM が、電動機以外の負荷の定格電流の

 合計値 IH よりも大きい場合

IM ≦ 50[A]なら  IW ≧1.25 × IM + IH

IM >50[A]なら  IW ≧1.1 × IM + IH

それでは上記の必要知識及び計算式を使って問題を解いていきます。

電熱器の定格電流の合計値 IH =15[A]

電動機の定格電流の合計値 IM =30[A]+30[A]+20[A]=80[A]

よって電動機の定格電流値の合計値 IM が電熱器の

定格電流値の合計値 IHよりも大きく、かつ IM >50[A]のため、

IW ≧1.1 × IM + IH

1.1 × 80[A]+ 15[A]=103[A]

よって正解は2になります。

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