第二種電気工事士の過去問
平成26年度上期
一般問題 問19
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問題
第二種 電気工事士試験 平成26年度上期 一般問題 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
低圧屋内配線工事で、600Vビニル絶縁電線(軟銅線)をリングスリーブ用圧着工具とリングスリーブE形を用いて終端接続を行った。接続する電線に適合するリングスリーブの種類と圧着マーク(刻印)の組合せで、不適切なものは。
- 直径1.6[mm]2本の接続に、小スリーブを使用して圧着マークを○にした。
- 直径1.6[mm]1本と直径2.0[mm]1本の接続に、小スリーブを使用して圧着マークを○にした。
- 直径1.6[mm]4本の接続に、小スリーブを使用して圧着マークを小にした。
- 直径1.6[mm]1本と直径2.0[mm]2本の接続に、中スリーブを使用して圧着マークを中にした。
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この過去問の解説 (3件)
01
以下のような組み合わせが推奨とされています。
電線の太さ スリーブ 刻印
1.6mm2本 小 ○
1.6mm3~4本 小 小
2.0mm2本 小 小
2.0mm×1本+1.6mm×(1~2)本 小 小
2.0mm×1本+1.6mm×(3~4)本 中 中
となっているので、正解は「直径1.6[mm]1本と直径2.0[mm]1本の接続に、小スリーブを使用して圧着マークを○にした。」となります。
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02
1.6mmまたは2.0mmの電線をリングスリーブを使って圧着する場合は、太さと本数によって以下のように決められています。
・1.6mm×2本:小スリーブで「○」の刻印
・1.6mm×3~4本:小スリーブで「小」の刻印
・1.6mm×5~6本:中スリーブで「中」の刻印
・2.0mm×2本:小スリーブで「小」の刻印
・2.0mm×3~4本:中スリーブで「中」の刻印
・2.0mm×1本+1.6mm×1~2本:小スリーブで「小」の刻印
・2.0mm×2本+1.6mm×1~3本:中スリーブで「中」の刻印
「○」の刻印は1.6mmが2本の時のみとなります。
したがって、この選択肢が正解となります。
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03
接続する電線に適合するリングスリーブの種類と圧着マークの組み合わせは以下のようになります。
①直径1.6mmが2~4本まで、直径2.0mmが2本まで小スリーブ
②直径1.6mmが2本のときのみ、「○」の刻印で、その他は「小」の刻印
以上から、当選択肢が不適切になります。
小スリーブ、「小」刻印が適切です。
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