第二種電気工事士の過去問
平成26年度下期
一般問題 問3
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問題
第二種 電気工事士試験 平成26年度下期 一般問題 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
直径2.6[mm]、長さ20[m]の銅導線と抵抗値が最も近い材質の銅導線は。
- 直径1.6[mm]、長さ40[m]
- 断面積8[mm²]、長さ20[m]
- 直径3.2[mm]、長さ10[m]
- 断面積5.5[mm²]、長さ20[m]
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この過去問の解説 (3件)
01
この問いは断面積という部分を単純に考える事で解ける問題です。
直径が2.6mmの断面積を単純に算出すると
半径×半径×3.14=1.3×1.3×3.14=5.3066
となり、これだけで「4」が正解とわかります。
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02
電線の電気抵抗はρ=抵抗率、L=長さ、S=断面積とすると、下記の式から求めることが出来ます。
R=ρ×L/S
この式を使用すると、問題の抵抗値Rは
R=3.77ρ(Ω)
となります。
次に1~4の抵抗値を求めると、
R1=19.9ρ
R2=2.5ρ
R3=1.25ρ
R4=3.67ρ
よって、正解は 4 になります。
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03
銅導線の長さl ,断面積A とすると,抵抗R [Ω]は,式(1)で表すことができます。
R=ρl/A ・・・(1)
ここで、断面積Aを以下のよう求めます。
A=πD^2/4=2.6^2×π/4=6.76π/4=1.69π・・・(2)
式(2)を式(1)に代入すると
R=ρ×20/1.69π=3.77ρ
式(1)、(2)を用いて、選択肢の抵抗R1、R2、R3、R4を計算すると
R1=1.99ρ
R2=2.5ρ
R3=1.24ρ
R4=3.64ρ
つまり、R4が一番近い値となります。
以上より、正解は(4)となります。
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