第二種電気工事士の過去問
平成27年度上期
一般問題 問13

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問題

第二種 電気工事士試験 平成27年度上期 一般問題 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

許容電流から判断して、公称断面積1.25mm2のゴムコード(絶縁物が天然ゴムの混合物)を使用できる最も消費電力の大きな電熱器具は。
ただし、電熱器具の定格電圧は100Vで、周囲温度は30℃以下とする。
  • 600Wの電気炊飯器
  • 1000Wのオーブントースター
  • 1500Wの電気湯沸器
  • 2000Wの電気乾燥器

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この過去問の解説 (3件)

01

ちょっと引っ掛けが入っていますが、天然ゴムの1.25mmなので許容電流は12Aとなります。

これを踏まえて単純に考えて、それぞれの答えの数値を100Vで割る事で出た数値が12Aに近いものが最も消費電力が大きい=ギリギリまで使えるものと言える事となります。

「1」は600÷100=6A
「2」は1000÷100=10A
「3」は1500÷100=15A
「4」は2000÷100=20A

となるので、12Aに一番ギリギリの数値となる「2」が正解となります。

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02

「2」が正答です。

コードの許容電流は、太さ毎に決まっており、断面積1.25㎟のコードは12Aです。

消費電力[W]は電圧[V]×電流[A]で求められます。
この式に当てはめると、消費電力=100×12となり、1200[W]が最大消費電力となります。

従って、1000[W]のオーブントースターまでが許容できる最大消費電力となります。

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03

電線の許容電流はケーブルの種類や心数によっても変わります。
問題の1.25mm ^ 2のゴムコードの許容電流は12【A】になります。
この値から電力を引き出すと
W=V×A
なので
W=100×12=1200【w】
が最大の消費電力になります。
このことから
【2】1000Wのオーブントースター
が使用できる最大の電熱機器という事になります。


周囲温度も許容電流に関係しますが35度を超えない限り係数は変わりません。

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