第二種電気工事士の過去問
平成27年度下期
配線図 問48

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問題

第二種 電気工事士試験 平成27年度下期 配線図 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、木造2階建住宅の配線図である。
この配線図で、使用されていないスイッチは。ただし、写真下の図は、接点の構成を示す。

【注意】
1.屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
3.漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
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この過去問の解説 (3件)

01

【1】は「確認表示灯内蔵スイッチ」になります。
「パイロットスイッチ」とも呼ばれる事もあります。
スイッチが「入」になると表示ランプが点灯します。
配線図ではスイッチのシンボルの横に【L】と表記されています。

【2】は「遅延スイッチ」です。
スイッチを「切」にした後に数秒~数分経過したのちに遮断するスイッチで、主にトイレや浴室の換気扇等で使用されます。
配線図ではスイッチのシンボルの横に【D】と表記されています。

【3】は「3路スイッチ」です。
1つの回路を2か所以上で「入切」する際に使用されます。
配線図ではスイッチのシンボルの横に【3】と表記されています。


【4】は「位置表示灯内蔵スイッチ」です。
「ホタルスイッチ」とも呼ばれることもあります。
スイッチが「切」の状態で表示ランプが点灯しますので、夜間等の周囲が暗い状態でもスイッチが見つけやすいという利点があります。
配線図ではスイッチのシンボルの横に【H】と表記されています。


配線図を見ると
【1】はトイレや浴室に
【2】は玄関に
【3】は階段に
使用されています。

よって正解は
【4】
となります。

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02

「4」が正答です。

1.の確認表示灯内蔵スイッチは1階と2階のトイレのスイッチやお風呂のスイッチで使用されています。
2.の遅延スイッチは玄関のスイッチで使用されています。
3.の3路スイッチは階段のスイッチに使用されています。

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03

「1」と「4」が混同されやすいですので要注意です。

「1」は●L
「2」は●D
「3」は●3
「4」は●H

使われていないのは●Hとなりますので、答えは「4」となります。

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