第二種電気工事士の過去問
平成28年度下期
一般問題 問23

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第二種 電気工事士試験 平成28年度下期 一般問題 問23 (訂正依頼・報告はこちら)

木造住宅の金属板張り(金属系サイディング)の壁を貫通する部分の低圧屋内配線工事として、適切なものは。
ただし、金属管工事、金属可とう電線管工事に使用する電線は、600Vビニル絶縁電線とする。
  • 金属管工事とし、壁の金属板張りと電気的に完全に接続された金属管にD種接地工事を施し、貫通施工した。
  • 金属管工事とし、壁に小径の穴を開け、金属板張りと金属管とを接触させ金属管を貫通施工した。
  • 金属可とう電線管工事とし、壁の金属板張りを十分に切り開き、金属製可とう電線管を壁と電気的に接続し、貫通施工した。
  • ケーブル工事とし、壁の金属板張りを十分に切り開き、600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルを合成樹脂管に収めて電気的に絶縁し、貫通施工した。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

問いにもある600Vビニル絶縁電線を使用するということは、「電気的に接続」したり「金属管と接触」させることはNGとわかるかと思います。

よって答えは、「電気的に絶縁し」とある「4」となります。

参考になった数31

02

貫通工事に関する問題です。

金属板張り(金属系サイディング)の壁を貫通する部分の低圧屋内配線工事では、絶縁が不十分であると、漏電の原因になります。したがって、工程に絶縁処理の含まれる4番が正解となります。

【補足】
1番の「壁の金属板張りと電気的に完全に接続された金属管」、2番の「金属板張りと金属管とを接触させ」、3番の「金属製可とう電線管を壁と電気的に接続し」という表現から、いずれも適切に絶縁処理されていないことがわかります。

参考になった数18

03

「4」が正答です。

金属管、ケーブルや金属製可とう電線管などは絶縁管などに収めて絶縁しなければなりません。

参考になった数8