第二種電気工事士の過去問
平成29年度上期
一般問題 問4

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問題

第二種 電気工事士試験 平成29年度上期 一般問題 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

図のような交流回路で、負荷に対してコンデンサCを設置して、力率を100%に改善した。このときの電流計の指示値は。
問題文の画像
  • 零になる。
  • コンデンサ設置前と比べて変化しない。
  • コンデンサ設置前と比べて増加する。
  • コンデンサ設置前と比べて減少する。

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この過去問の解説 (3件)

01

問題文を読むと「力率を100%に改善した」と記述されています。
改善ということは以前は「力率が100%以下だった」という事になります。
力率が上がると電流と電圧の無駄が少なくなります。
少ない電流で効率よく負荷を動かせるようになりますので正解は【4】となります。

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02

交流回路に関する問題です。

力率が100%に改善されることで、(皮相電力)=(消費電力)となります。
改善される前は、(皮相電力)>(消費電力)です。
電流の大小関係と皮相電力の大小関係は同じようになります。
つまり、(力率改善前の電流)>(力率改善後の電流)となるのです。

ゆえに、正解は4番となります。

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03

「4」が正答です。

負荷と並列にコンデンサを接続するとコンデンサに無効電流が流れて、負荷の無効電流を打ち消します。
その為、回路に流れる電流はコンデンサ設置前と比較して減少します。

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