第二種電気工事士の過去問
平成30年度下期
一般問題 問26
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問題
第二種 電気工事士試験 平成30年度下期 一般問題 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
直読式接地抵抗計を用いて、接地抵抗を測定する場合、被測定接地極Eに対する、2つの補助接地極P(電圧用)及びC(電流用)の配置として、最も適切なものは。
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この過去問の解説 (3件)
01
被測定接地極Eから、10m以上の間隔で、2つの補助接地極PおよびCを一直線上に並べる必要があります。また、被測定接地極Eから近い順に、補助接地極P、補助接地極Cを配置します。したがって、正解は3番となります。
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02
接地抵抗を測定する場合は、被測定接地極「E」から10m程度離れた場所に補助接地極「P」を、一直線上のさらに10m程度離れた位置に補助接地極「C」を配置します。
E⇒P⇒C(各10m)と覚えておくと分かりやすくなります。
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03
正解は3です。
この問題は出題科目「一般用電気工作物の検査方法」からの出題です。
この問題では下記の知識を求められています。
<必要知識>
◯接地抵抗測定を理解している。
接地抵抗の測定方法には精密に測定する三極法と、簡易的な測定のニ極法があります。
三極法は接地極E、電圧極P、電流極Cがあります。
三極法の場合は、電圧極Pは接地極Eと電流極Cの間に打ち込みます。
その時の極を打ち込む間隔は10m以上になるように打ち込みます。
E-C間の間に電圧極Pを打ち込まないと、接地極Eと電流極Cの
それぞれの接地抵抗の合成値になってしまうためです。
E-C間の間に電圧用の接地極Pを打ち込めば、電圧極Pには電流が
ほとんど流れないため電圧極Pの接地抵抗は無視して、
E-P間の電圧から接地極Eのみの接地抵抗値が測定できます。
それでは上記の必要知識を使って問題を解いていきます。
解答1は電圧極Pが接地極Eと電流極Cの間にないため不適切です。
解答2は電圧極Pが接地極Eと電流極Cの間にないため不適切です。
解答3は電圧極Pが接地極Eと電流極Cの間にあり、かつ打ち込む間隔が10m以上あるため適切です。
解答4は電圧極Pが接地極Eと電流極Cの間にないため不適切です。
よって正解は3になります。
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