第二種電気工事士の過去問
平成30年度下期
一般問題 問25

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問題

第二種 電気工事士試験 平成30年度下期 一般問題 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

単相3線式100/200V屋内配線で、絶縁被覆の色が赤色、白色、黒色の3種類の電線が使用されていた。この屋内配線で電線相互間及び電線と大地間の電圧を測定した。その結果としての電圧の組合せで、適切なものは。ただし、中性線は白色とする。
  • 赤色線と大地間200V、白色線と大地間100V、黒色線と大地間 0V
  • 白色線と黒色線間100V、赤色線と大地間0V、黒色線と大地間200V
  • 赤色線と白色線間200V、赤色線と大地間0V、黒色線と大地間100V
  • 赤色線と黒色線間200V、白色線と大地間0V、赤色線と大地間100V

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この過去問の解説 (3件)

01

配電方式に関する問題です。

単相3線式における線間電圧を図で示すと以下のようになります。

(黒)←100V→(白[接地])←100V→(赤)

したがって、4番の「赤色線と黒色線間200V、白色線と大地間0V、赤色線と大地間100V」が正解となります。

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02

「4」が正答です。

問題文で中性線は白色とすることが記載されているため、白色の電線が対地電圧0Vの接地電線(中性線)となります。
この段階で、4が正当であると判断できます。

その他の判断根拠として、赤と黒の電線は対地電圧100Vの非接地側電線となり、非接地電線間の電圧は200V(100V+100V)となることが挙げられます。

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03

正解は4です。

この問題は出題科目「配電理論及び配線設計」からの出題です。

この問題では下記の知識を求められています。

<必要知識>

◯単相3線式の配電方式を理解している。

電気工事において、配電工事ごとに使用する電線の絶縁被膜の色は定められています。

単相3線式の場合、接地側電線は白色、非接地側電線には黒や赤を使用します。

また単相3線式100/200Vの非接地側電路の対地電圧は100V、線間電圧は100Vと200Vになります。

それでは上記の必要知識を使って問題を解いていきます。

解答1は、赤色線と大地間の対地電圧が200Vのため不適切です。

解答2は、赤色線と大地間の対地電圧が0Vのため不適切です。

解答3は、赤色線と白色線間の対地電圧が200Vのため不適切です。

解答4は、赤色線と黒色線間の線間電圧が200V、白色線と大地間の対地電圧が0V、赤色線と大地間の対地電圧が100Vのため適切です。

よって正解は4になります。

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