第二種電気工事士の過去問
平成31年度上期
配線図 問50

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第二種 電気工事士試験 平成31年度上期 配線図 問50 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、木造3階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答えが書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
配線図

【注意1】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意6】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

⑳で示す地中配線工事で防護管(FEP)を切断するための工具として、正しいものは。
  • 解答選択肢の画像
  • 解答選択肢の画像
  • 解答選択肢の画像
  • 解答選択肢の画像

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

工具に関する問題です。

それぞれの工具の名称と役割を、以下にまとめます。

1.「ペンチ」という工具です。電線などを切断するために使います。

2.「パイプカッタ」という工具です。金属管の切断に使います。

3.「ボルトクリッパ」という工具です。太い電線やボルトなどを切断するために使われます。

4.「金切りのこ」という工具です。金属管や合成樹脂管を切断するために使われます。

防護管(FEP)は、合成樹脂管の1つですから、切断する際、4番の「金切りのこ」を使います。ゆえに、正解は4番となります。

参考になった数35

02

1:×
2:×
3:×
4:○

正解は4です。
この問題は消去法で解答します。
防護管の材質であるFEPとは、波付硬質ポリエチレン、つまり樹脂材のことです。
このことから、樹脂材を切断するための工具を選べばよいことになります。

1と3の工具は電線などの切断に使用するもので、管の切断には使用できません。
2の工具は金属管の切断に使用します。金属は切断できますが、樹脂の切断には使用できません。
よって、残った4が正解になります。

参考になった数10

03

正解は4です。

この問題は出題科目「電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具」からの出題です。

この問題では下記の知識を求められています。

<必要知識>

◯電線管の種類ごとに使用する工具を理解している。

FEP管は波付硬質合成樹脂管(地中電線路用保護管)です。

FEP管の切断には金切のこを使用します。

解答1は電線やケーブルを切断するペンチのため間違っています。

解答2は金属管を切断するパイプカッタのため間違っています。

解答3は太い電線などを切断するボトルクリッパのため間違っています。

解答4は電線管を切断する金切のこのため正解です。

よって正解は4になります。

参考になった数3