問題
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正解は3です。
この問題は出題科目「電気の基礎理論」からの出題です。
この問題では下記の知識を求められています。
<必要知識>
◯電流回路の計算式であるオームの法則を理解している。
◯直列接続、並列接続の合成抵抗値を計算出来る。
この必要知識に伴う計算式は下記です。
<必要計算式>
・オームの法則=電流=電圧/抵抗 or 電圧=電流×抵抗 or 抵抗=電圧/電流
・直列接続の合成抵抗の計算式=単純に足し算する。
・並列接続の合成抵抗の計算式=各抵抗の逆数を足し算し、最後にその数を逆数にする。
それでは上記の必要知識及び計算式を使って問題を解いていきます。
まず並列接続の合成抵抗値を順番に計算します。
一番右の4Ωと4Ωの並列回路の合成抵抗=
1/4Ω+1/4Ω=1/2Ω
これを最後に逆数にすると、最初の並列接続の合成抵抗値は2Ωとなります。
次にこの2Ωと直列接続の2Ωを直列接続の合成抵抗=
2Ω+2Ω=4Ω
この4Ωと並列接続の4Ωの合成抵抗=
1/4Ω+1/4Ω=1/2Ω
これを最後に逆数にすると、並列接続の合成抵抗値は2Ωとなります。
この2Ωが並列接続の合成抵抗値です。
この2Ωと直列接続の2Ωの合成抵抗=回路全体の合成抵抗=2Ω+2Ω=4Ω
この合成抵抗値4Ωとこの回路の電源電圧16Vを使って、直流回路の計算式から回路の電流値を計算します。
16V/4Ω=4A
よって正解は3になります。