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第二種電気工事士の過去問 令和2年度下期 午前 配線図 問42

問題

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図は、木造2階建住宅及び車庫の配線図である。この図に関する次の各問いに対して、選択肢の中から答えを1つ選びなさい。
【注意】
1. 屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
2. 屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
3. 漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
4. 選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は「JIS C 0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
5. 分電盤の外箱は合成樹脂製である。
6. ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
7. 3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

⑫で示すボックス内の接続をリングスリーブで圧着接続した場合のリングスリーブの種類、個数及び圧着接続後の刻印との組合せで、正しいものは。
ただし、使用する電線は特記のないものはVVF1.6とする。また、写真に示すリングスリーブ中央の○、小、中は刻印を表す。
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( 第二種 電気工事士試験 令和2年度下期 午前 配線図 問42 )
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この過去問の解説 (3件)

36
VVFケーブルは1.6mmは2sq、2.0mmは3.5sqで計算します。その合計が
 8sq未満ならば 小
 8sq以上14sq未満ならば 中
 14sq以上で 大を使います。
また1.6mmが2本の場合のみ、圧着ペンチの◯の刻印の位置を使います。

設問部分の複線図を書くと、圧着箇所は3箇所となり
 2+2+2+3.5 →中
 2+2+3.5  →小
 2+2 (1.6mm2本) →◯

で施工する必要があります。
従って答えは4となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
7
正解は4です。

指定のジョイントボックスに入る配線は、分電盤からの電源線(2.0mm×2)、図面右側への電源線の送り(1.6mm×2)、図面上方への電源線の送り(1.6mm×2)、スイッチ”カ”から照明器具への配線(1.6mm×1)です。


接続箇所は、以下の3箇所になります。

・電源線の非接地側が2.0mm×1本と1.6mm×2本となる部分は、リングスリーブ小(マーク小)です。

・電源線の接地側が2.0mm×1本と1.6mm×3本となる部分は、リングスリーブ中です。

・”カ”のスイッチと照明器具の接続部分は1.6mm×2本となり、リングスリーブ小(マーク○)です。

7
1:×
2:×
3:×
4:○

この問題は、12のジョイントボックス部分の複線図を描くと必要があります。
aの分電盤からはVVF2.0となっており太さ2.0mmであり、それ以外の線は傍記がないためVVFの太さ1.6mmとなります。

複線図より、接地線は分電盤から、図の上側、DL側、CL側とそれぞれ繋がるため、2.0mm×1本、1.6mm×3本の計4本となります。
電源線は分電盤から、図の上側、CL側の接続となり、2.0mm×1本、1.6mm×2本の計3本となります。
また、カのスイッチとの接続はDL側とCL側の接続となるため、1.6mm×2本になります。

これらのことから、4本、3本、2本の接続が必要となり、リングスリーブは中が1個、小が2個必要と分かります。
小のリングスリーブ2個のうち、1つは1.6mm×2本接続のため極小を示す「○」を刻印します。

これらのことから、4が正解となります。

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