第二種電気工事士の過去問
令和3年度上期 午前
一般問題 問19

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問題

第二種 電気工事士試験 令和3年度上期 午前 一般問題 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

次表は単相100V屋内配線の施設場所と工事の種類との施工の可否を示す表である。表中のa~fのうち、「施設できない」ものを全て選んだ組合せとして、正しいものは。
問題文の画像
  • a, f
  • eのみ
  • bのみ
  • e, f

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

この問題は出題科目「電気工事の施工方法」からの出題です。

この問題では下記の知識を求められています。

<必要知識>

◯電気工事の種類ごとに定められた施工方法を理解している。

合成樹脂管工事に使用する合成樹脂管は熱や衝撃に弱いですが、

薬品や油などので腐食しにくく、隠ぺい場所や湿気の多い場所の工事に

適しています。

ケーブル工事に使用されるケーブルは絶縁電線を保護被膜で保護しているため

耐久性にすぐれ、かつ曲げやすいため、さまざまな場所で施設できます。

ライティングダクト工事はライティングダクトを天井に取り付けて

、そこに照明やコンセントなど電気機器を配置する工事です。

照明やコンセントなどの電気機器が点検できるように、

また電気機器があるため乾燥した場所で施設します。

まず「展開した場所で湿気の多い場所」で施設できない工事は、

ライティングダクト工事のみのため選択するアルファベットはeです。

次に「点検できる隠ぺい場所で乾燥した場所」で施設できない工事に

あてはまるものはありません。

よって該当するアルファベットはeのみになり、正解は2になります。

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02

ケーブル工事と、合成樹脂管工事(CD管を除く)は、場所を選ばず付設できます。

よって、abcdはすべて可能です。

ライティングダクト工事は、乾燥した場所で展開した場所と、乾燥した場所で点検できる隠ぺい箇所で工事可能となります。

よって、fが工事可能です。

eの展開した場所で湿気の多い場所のライティングダクト工事が、工事不可なので、

正解は2です。

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03

正解は2です。

この問題は施設できないものをすべて選択した選択肢を

選ぶ問題です。

この中で施設できないのは、

「展開した場所で湿気の多い場所」 の

「ライティングダクト工事」 のみになります。

ライティングダクトは非絶縁部が露出しているので、

湿気の多い場所での施工はできません。

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