第二種電気工事士の過去問
令和3年度上期 午前
一般問題 問22
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問題
第二種 電気工事士試験 令和3年度上期 午前 一般問題 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
ケーブル工事による低圧屋内配線で、ケーブルと弱電流電線の接近又は交差する箇所が a ~ d の4箇所あった。a ~ d のうちから適切なものを全て選んだ組合せとして、正しいものは。
a:弱電流電線と交差する箇所で接触していた。
b:弱電流電線と重なり合って接触している長さが3mあった。
c:弱電流電線と接触しないように離隔距離を10cm離して施設していた。
d:弱電流電線と接触しないように堅ろうな隔壁を設けて施設していた。
a:弱電流電線と交差する箇所で接触していた。
b:弱電流電線と重なり合って接触している長さが3mあった。
c:弱電流電線と接触しないように離隔距離を10cm離して施設していた。
d:弱電流電線と接触しないように堅ろうな隔壁を設けて施設していた。
- d のみ
- c, d
- b, c, d
- a, b, c, d
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
この問題は出題科目「電気工事の施工方法」からの出題です。
この問題では下記の知識を求められています。
<必要知識>
◯ケーブル工事の定められた施工方法を理解している。
電気設備の技術基準の解釈第164条にケーブル工事についての
規定が記載されています。
教科書にはこの電技の主な要約が掲載されていますので暗記しましょう。
主な要約として、
・造営材の側面や下方向の施設は支点間隔は2m以下にすること。
・接触防護措置をした場合、垂直配線なら支点間は6m以下にすること。
・ガス管や水道管や弱電流が流れる電線には触れないように施設すること。
・コンクリートに直接埋め込む場合は、MIケーブル、
コンクリート直埋用ケーブルなどを使用すること。
・ケーブルの屈曲半径はケーブル外径の6倍以上にすること。
などがあります。
それでは上記の必要知識を使って問題を解いていきます。
ケーブル工事において、弱電流が流れる電線に接触しないように
施設しなければなりません。よって適切なのは、c と d になり、正解は2です。
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02
ケーブル工事においては、基本的にケーブルはガス管や水道管、弱電流電線とは接触しないようにする必要があります。
したがって1と2は、ともに接触しているので不適切です。
3と4は、接触していないので適切です。
よって正解は2です。
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03
正解は2です。
この問題はケーブルと弱電線が交差する箇所が
4か所あり、そのうち適切なものをすべて選んだ
選択肢を選択する問題です。
低圧屋内配線の低圧ケーブルは、
弱電線と接触しないように施設しなければなりません。
なので、接触しているaとbは適切ではありません。
よって、cとdを選択している2が正解です。
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