第二種電気工事士の過去問
令和3年度上期 午後
配線図 問41

正解は４です。

この問題は出題科目「配線図」からの出題です。

この問題では下記の知識を求められています。

＜必要知識＞

◯漏電遮断器（漏電ブレーカ）と配線用遮断器（サーキットブレーカ）

を区別できる。

◯欠相保護が付いているか判別できる。

⑪の図記号は漏電遮断器です。

解答１は配線用遮断器のため不正解です。

解答２は漏電遮断器ですが過電圧検出リード線がなく、

欠相保護がついていないため不正解です。

解答３は単３中線欠相保護付配線用遮断器のため不正解です。

解答４は漏電遮断器に過電圧検出リード線があり、

欠相保護が付いているため正解です。

よって正解は4になります。

正解は、　4　です。

選択肢の写真の中から、⑪で示す図記号の機器を選ぶ問題です。

配線図から、⑪は、単相3線式100/200V用の漏電遮断器であることが

分かります。（『ＢE』は、漏電遮断器を示します。）

条件として、『欠相保護付き』となっています。

選択肢1：220V用100Aサーキットブレーカー（回路遮断器）となっています。

漏電遮断機能が無く、使用電圧が適正でないので、誤りです。　

選択肢2：100/200V用100A過負荷、短絡保護用漏電遮断器となっています。

中性線欠相保護付きではないので、誤りです。

選択肢3：100/200V用100A単3中性線欠相保護付きサーキットブレーカー

となっています。漏電遮断機能が無いので、誤りです。　

選択肢4：100/200V用100A単3中性線欠相保護付き過負荷、

短絡保護用漏電遮断器です。

よって、選択肢4が、正解です。

１：×

２：×

３：×

４：○

⑪が示す図記号の記載に「BE」とあります。これは過負荷保護付き漏電遮断器を示します。

また、図記号の傍記に3P 100A（欠相保護付）とあります。

写真の機器の拡大図を確認し、過負荷保護付、かつ、欠相保護付の記載があるものを選択します。

これらのことから、正解は4になります。