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第二種電気工事士の過去問 令和3年度下期 午前 配線図 問41

問題

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図は、木造3階建住宅の配線図である。この図に関する次の問いに対して、答えを1つ選びなさい。

【注意】
1. 屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
2. 屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
3. 漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
4. 選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
5. ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
6. 3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

⑪で示す部分の配線を器具の裏面から見たものである。正しいものは。
ただし、電線の色別は、白色は電源からの接地側電線、黒色は電源からの非接地側電線とする。
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( 第二種 電気工事士試験 令和3年度下期 午前 配線図 問41 )
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この過去問の解説 (3件)

21

正解は、 3 です。

⑪は、回路図から屋上出入口に設置された壁付け蛍光灯への回路

だという事が読み取れます。スイッチ操作部は、パイロットランプ付き

で単極スイッチです。更に、選択肢の写真から上部がパイロットランプで

下部が単極スイッチである事が分かります。

パイロットランプの結線には、以下の3つの場合があります。

同時点滅:パイロットランプが、照明器具と同時に点灯する場合

(配線図では、スイッチとパイロットランプ両方に照明器具のカタカナ表記有)

常時点灯:パイロットランプが、照明器具とは関係なしに常時点灯する場合

(配線図では、スイッチのみに照明器具のカタカナ表記有

異時点滅:パイロットランプが、照明器具と異時(反対)に点灯する場合

(配線図では、スイッチとパイロットランプ両方に照明器具のカタカナ表記有)

※①と③の配線図での表記は同じですが、

特に断りが無い限り①の「同時点滅」と考えられます。

上記を踏まえて、選択肢ごとに解説いたします。

選択肢1

電源線(黒線)が、スイッチとパイロットランプに入っています。

そして、パイロットランプは接地線(白線)、スイッチはランプへ接続する

赤線となっています。この接続方法は、上記の②パイロットランプ常時点灯

に該当します。(パイロットランプのみ電源直結です)配線図には

パイロットランプの横に照明器具のカタカナ文字がありますので、

パイロットランプは、常時点灯ではありません。

よって、誤った配線写真です。

選択肢2

電源線(黒線)と接地線(白線)が、スイッチとパイロットランプに

入っています。スイッチとパイロットランプが、並列に配線されていますので、

③パイロットランプ異時点滅に該当します。配線図での表記は同時点滅と

同じ表記ですが、特に断りが無いので、異時点滅ではありません。

よって、誤った配線写真です。

選択肢3

電源線(黒線)がスイッチに入り、スイッチから赤線がパイロットランプと

照明器具へ行きます。また、パイロットランプには、接地線(白線)が

入っています。スイッチの後にパイロットランプと照明器具を並列に

配線していますので、①のパイロットランプ同時点滅に該当します。

よって、正しい配線写真です。

選択肢4

電源線(黒線)がスイッチに入っていますが、接地線(白線)がスイッチと

パイロットランプと配線され、パイロットランプから赤線が出ています。

このような配線方法はありません。よって、誤った配線写真です。

以上により、正解は、 3 になります。難易度の高い問題ですが、

このような問題に対応するには、単線図から複線図化する練習を沢山する

必要があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
8

正解は3です。

この問題は出題科目「配線図」からの出題です。

この問題では下記の知識を求められています。

<必要知識>

◯パイロットランプの図記号を暗記している。

◯パイロットランプの3タイプの配線を理解している。

⑪で示すスイッチは屋上の壁付蛍光灯「二」のスイッチと連動するパイロットランプです。

パイロットランプには下記の3タイプがあります。

・常時点滅回路:パイロットランプを電源と並列接続する。

→パイロットランプで暗い中でのスイッチの位置を示す。

・同時点滅回路:パイロットランプを照明と並列接続する。

→パイロットランプで照明や電気機器が動作中であることを示す。

・異時点滅回路:パイロットランプをスイッチと並列接続する。

→照明や電気機器がオフの時にパイロットランプが点灯する。

問題ではどのタイプの点滅回路か記載されていませんが、パイロットランプの図記号に屋上の壁付蛍光灯「二」の傍記があるため、パイロットランプも屋上の壁付蛍光灯「二」と同時にスイッチで点灯させることを示し、パイロットランプを照明と並列接続する同時点滅回路になります。

それでは上記必要知識を使って問題を解いていきます。

解答1はパイロットランプと電源が並列接続されている常時点滅回路のため不正解です。

解答2はパイロットランプとスイッチが並列接続されている異時点滅回路のため不正解です。

解答3はパイロットランプが照明と並列接続されている同時点滅回路のため正解です。

解答4はスイッチに接地側電線と非接地側電線が接続され、電源とスイッチが並列接続されています。

この配線でスイッチをオンにすると電源がショートする誤った回路のため不正解です。

よって正解は3になります。

6

1:×

2:×

3:○

4:×

図より、〇と●が上下に描かれていることから、パイロットランプと単極スイッチの並びということが分かります。

問題文に「電線の色別は、白色は電源からの接地側電線、黒色は電源からの非接地側電線とする。」とあります。

〇と●に両方ともニの傍記があることから、スイッチとパイロットランプの点滅は連動して行われる必要があります。また、点滅方法に関する記載がなければ同時点滅を行います。

同時点滅の場合、スイッチへ電源線が引き込まれ、スイッチの接地側がパイロットランプの電源側に接続されます。パイロットランプからは負荷側への線と接地側への線が伸びます。

これらの接続方法を満たすものは3となります。

問題に解答すると、解説が表示されます。
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