第二種電気工事士の過去問
令和4年度上期 午後
配線図 問38

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問題

第二種 電気工事士試験 令和4年度上期 午後 配線図 問38 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、木造2階建住宅の配線図である。この図に関する問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意1】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4】分電盤の外箱は合成樹脂製である。
【注意5】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意6】図記号で示す一般用照明にはLED照明器具を使用することとし、選択肢(答え)の写真にある照明器具は、すべてLED照明器具とする。
【注意7】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意8】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

⑧で示す部分の最少電線本数(心線数)は。
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この過去問の解説 (3件)

01

⑧で示す電線は1Fと2Fをつないでいる電線になります。

ダウンライトにつながっているので白と黒の2本の線が必要なります。

さらに3ロスイッチの●サが1Fと2Fにつながっているのでさらに2本の線が必要となります。

合計で4本の線が必要なので正解は3です。

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02

正解は3です。

⑧ は、1階と2階をつなぐ線なので、接地側電線と非接地側電線が必要になります。

次に、3路スイッチの配線が2本通ります。

よって、合計4本の心線が必要になります。

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03

2階のジョイントボックスから1階のジョイントボックスへ行き来する配線の本数が何本かあるかという問題です。

➀ 1階のジョイントボックスに入ってくる配線は、分電盤電源 c から、ジョイントボックス経由で入ってくる電源(接地側をW、非接地側をBとします) 2配線があります。他に、1階の3路スイッチ「サ」からの1,3,0の3本です。

② 1階のジョイントボックスから出ていく線は、2階のジョイントボックスに行く電源線 2本と、1階3路スイッチ「サ」の 1,3が、2階の3路スイッチ「サ」の 1,3と接続するための2本です。この4本は、2階のジョイントボックスまで行ってから、目的の接続点まで配線されます。

③ 1階のジョイントボックスから他に出ていく線は、電源接地線Wと白熱灯「サ」の接地側との接続線と、1階の3路スイッチ「サ」の0接点が、白熱灯「サ」の負荷側と接続する線です。いずれも2階のジョイントボックスには入りません。

以上から、2階のジョイントボックスから1階のジョイントボックスへ行き来する配線は、② の電源線2本3路スイッチ「サ」の1,3接点が2階の3路スイッチ「サ」と接続するための2本の線です。合計4本です。

選択肢1. 2

×

誤りです。

選択肢2. 3

×

誤りです。

選択肢3. 4

正解です。

選択肢4. 5

×

誤りです。

まとめ

1階のジョイントボックスの複線図を描くと、解説の ②,③ のようになります。

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