過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

第二種電気工事士の過去問 令和4年度下期 午前 一般問題 問5

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
図のような電源電圧E[V]の三相3線式回路で、図中の✕印点で断線した場合、断線後のa - c間の抵抗R[Ω]に流れる電流 I[A]を示す式は。
問題文の画像
   1 .
E/2R
   2 .
E/√3R
   3 .
E/R
   4 .
3E/2R
( 第二種 電気工事士試験 令和4年度下期 午前 一般問題 問5 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

12

今回の問題は、三相3線式の電路の1本が切断したときに、電流値を求める問題です。

三相の一番下の線が切れたときに、残った2線の回路構成から、a-c間に流れる電流を求めます。

残った2線間の回路は、a-b-c線と、a-c線が並列につながった回路と見ることができます。

三相3線の一番下の線が切れた回線は、a-b間とb-c間の抵抗が合成されて、2Rの抵抗のある線、a-cのRの抵抗の線が並列につながった回路です。

cの部分は、中性線であるため、0 V、aの部分はE [V]のため、a-c線にある抵抗にはE [V]かかるため、電流 I は、

I [A]=E/R

となります。

選択肢1. E/2R

×

選択肢2. E/√3R

×

選択肢3. E/R

選択肢4. 3E/2R

×

まとめ

<補足>

三相デルタ結線が断線する前の相電圧は線間電圧と同じですので、a-c間の電圧は、E [V]となります。a-c間の抵抗に流れる相電流は、今計算した抵抗の電流 I と同じE/R となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
9

三相回路であるが、断線した後は、単相電圧になることを理解しましょう。

選択肢1. E/2R

誤りです。

選択肢2. E/√3R

誤りです。

選択肢3. E/R

b端子が断線したので、求める電流の抵抗の両端は、aーc

なので、そのまま電圧Eが印加されています。

このため、流れる電流Iは、

I=E/R(A)

選択肢4. 3E/2R

誤りです。

1

三相のうち、一番下の回路が断線したことにより、この回路はa-c間の抵抗とa-b-c間の抵抗が並列に並んだ単相回路と同じ構成になります。

a-c間の抵抗とa-b-c間の抵抗が並列になっている回路構成になっており、a-c間の抵抗値はRなので、オームの法則より

I=E/Rとなります。

選択肢1. E/2R

誤りです。

選択肢2. E/√3R

誤りです。

選択肢3. E/R

正解です。

選択肢4. 3E/2R

誤りです。

まとめ

三相回路が断線した時の問題は回路構成を見極める事で考えやすくなるかと思われます。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この第二種電気工事士 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。