第二種電気工事士の過去問
令和4年度下期 午前
一般問題 問15

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問題

第二種 電気工事士試験 令和4年度下期 午前 一般問題 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

点灯管を用いる蛍光灯と比較して、高周波点灯専用形の蛍光灯の特徴として、誤っているものは。
  • ちらつきが少ない。
  • 発光効率が高い。
  • インバータが使用されている。
  • 点灯に要する時間が長い。

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この過去問の解説 (3件)

01

蛍光灯には、グロースタータ形 , ラピッドスタート形 , インバータ(高周波点灯専用形) があります。

選択肢1. ちらつきが少ない。

高周波なのでちらつきが少ないです。

選択肢2. 発光効率が高い。

高効率です。

選択肢3. インバータが使用されている。

インバータが使用されています。

選択肢4. 点灯に要する時間が長い。

電子回路で構成されより効率が良く軽量で即時点灯です。

よって間違いです。

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02

今回の問題は、蛍光灯の点灯方式、点灯管式とインバータ式の比較です。

蛍光灯の点灯方式回路には、スタータ形点灯回路と高周波点灯形(インバータ式)点灯回路があります。

スタータ形点灯回路は、点灯管(グロースタータ)を使う方式で、点灯管でフィラメントを予熱して蛍光ランプを放電させます。

高周波点灯回路は、最初に整流回路で交流を直流に変えた後に、インバータ回路で交流に変え、高周波電流にして蛍光ランプを点灯する方式です。

高周波点灯回路の特徴は、次のような点が挙げられます。

・ちらつきが少ない。

・効率がよく明るい。

・短時間(1秒程度)で点灯させることができる。

・軽量であること。

・50Hzでも60Hzでも両方に対応できること。

・電磁波のノイズが発生するデメリットもあります。

・高調波が発生するデメリットもあります。

選択肢1. ちらつきが少ない。

選択肢2. 発光効率が高い。

選択肢3. インバータが使用されている。

選択肢4. 点灯に要する時間が長い。

×

点灯に要する時間が1秒程度と短いことが特徴ですので、誤りです。

まとめ

照明には従来からの蛍光灯があり、方式もグローランプ式から、さらに機能向上させたものへと進化しています。さらに、照明として、LEDの普及が進んでいます。

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03

高周波点灯専用型蛍光灯(インバータ形蛍光灯)は、点灯管を用いる蛍光灯(グロースタータ形蛍光灯)と比較して次のような特徴があります。

・ちらつきが少ない

・発光効率が高い

・インバータが使用されている

・点灯に要する時間が短い。

以上の特徴と照らし合わせて選択肢を検討します。

選択肢1. ちらつきが少ない。

高周波点灯専用形の蛍光灯の特徴として妥当です。

選択肢2. 発光効率が高い。

高周波点灯専用形の蛍光灯の特徴として妥当です。

選択肢3. インバータが使用されている。

高周波点灯専用形の蛍光灯の特徴として妥当です。

選択肢4. 点灯に要する時間が長い。

高周波点灯専用形の蛍光灯の特徴として妥当ではありません。

これが選ぶべき肢となります。

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