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第二種電気工事士の過去問 令和4年度下期 午後 配線図 問11

問題

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図は、木造3階建住宅の配線図である。この図に関する次の問いに対して、答えを1つ選びなさい。

【注意1.】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2.】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3.】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4.】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5.】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意6.】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

⑪で示すボックス内の接続をすべて差込形コネクタとする場合、使用する差込形コネクタの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。
ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。
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( 第二種 電気工事士試験 令和4年度下期 午後 配線図 問11 )
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この過去問の解説 (2件)

7

今回の問題は、配線図に沿って配線するとき、ジョイントボックス内に何か所の接続部が最小個数でできるかという問題です。

⑪のボックスには、蛍光灯とダウンライト(DL)とそれぞれのスイッチの配線が入り込み、また、電源線が入ってから他のボックスに行く他に、蛍光灯のスイッチにはパイロットランプがあり、ここからの配線もボックスに入ります。

この解説では、接地側をW、非接地側をBとして表現します。

・電源線のWは、蛍光灯とDLのW側にボックス内で接続します。同時に、パイロ

 ットランプのW側も電源線Wに接続します。

・それぞれのスイッチの1は、電源線Bにボックス内で接続します。

・蛍光灯のスイッチの2は、パイロットランプの負荷側(B)に渡り配線します。

・パイロットランプの負荷側は、蛍光灯の負荷側とボックス内で接続します。

・DLのスイッチの2は、DLの負荷側にボックス内で接続します。

以上から、ボックス内での接続箇所は4か所となります。

・電源線Wは、自信の線も含め5線と接続します。

・電源線Bは、自信の線も含め4線と接続します。

・DLの負荷側とスイッチは2線で接続します。

・蛍光灯とパイロットランプは2線で接続します。

選択肢1.

×

2線の接続は2個ですが、5線の接続コネクタがありません。誤りです。

選択肢2.

2線の接続ソケットが2個、4線の接続ソケットが1個、5線の接続ソケット1個ですので、すべて接続できます。正解です。

選択肢3.

×

2線の接続は2個ですが、4線と5線の接続ソケットがありません。誤りです。

選択肢4.

×

2線の接続は2個ですが、4線の接続は1個でよく、5線の接続ソケットがありません。誤りです。

まとめ

<補足>

パイロットランプには、同時点滅式と異時点滅式他に常時点灯式がありますが、蛍光灯の位置が屋上にあり、スイッチが3階にあるため、蛍光灯が点いているかどうかの確認には、同時点滅式が良いと判断しています。

ただし、どの方式を選んでも、配線は少し変わりますが、接続箇所数は変わりません。

付箋メモを残すことが出来ます。
3

この問題はまず初めに、⑪で示すボックス内の接続箇所を適正に拾い出した上で、写真を見て差込形コネクタの種類と最少個数の組合せを選択する問題です。そのため問題の単線図を複線図に直す作業が必要となります。

⑪で示すボックス内に入る器具と配線条数は以下のようになります。

・電源線‥2本(+:黒線、-:白線)

・電源送り線‥2本(+:黒線、-:白線)【洋室の方へ行く配線】

・照明器具【ヌ:ダウンライト】‥2本(器具線:黒線、-:白線)

・照明器具【二:外灯ブラケット】‥2本(器具線:黒線、-:白線)

・SW線【ヌ】‥2本(+:黒線、器具線:白線)

・SW線【二】‥3本(+:黒線、-:白線、器具線:赤線)

※SW線【二】が3本の理由は位置表示灯(パイロットランプ)がついており常時電源が必要なため。

以上となります。これらを同じ性質同士の線で結んでいきます。

・器具線【ヌ】‥2本「SW線【ヌ】白線+照明器具【ヌ】黒線」

・器具線【二】‥2本「SW線【二】赤線+照明器具【二】黒線」

・+線‥4本「電源線、送り線、SW線×2」※いずれも黒線

・-線‥5本「電源線、送り線、器具線×2」※いずれも白線

という結果になり集約すると差込コネクター2個口が2個。4個口が1個。5個口が1個

あとは写真を見て適正なものを選ぶだけとなります。

選択肢1.

上記解説の内容の個数と一致しないので不適切です。

選択肢2.

上記解説の内容の個数と一致するので適切です。

選択肢3.

上記解説の内容の個数と一致しないので不適切です。

選択肢4.

上記解説の内容の個数と一致しないので不適切です。

まとめ

この問題は実技試験に通ずる内容なので、繰り返し何度も学習をし覚えるようにしましょう。

特に単線図を複線図に変換する作業は大事なので最重要で勉強に励んでください。

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