第二種電気工事士の過去問
令和5年度上期 午前
配線図 問7

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問題

第二種 電気工事士試験 令和5年度上期 午前 配線図 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、木造1階建住宅の配線図である。この図に関する次の問いに対して、答えを1つ選びなさい。

【注意1】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5】分電盤の外箱は合成樹脂製である。
【注意6】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意7】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

⑦で示す図記号の名称は。
問題文の画像
  • タイマ付スイッチ
  • 遅延スイッチ
  • 自動点滅器
  • 熱線式自動スイッチ

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この過去問の解説 (3件)

01

⑦で示されている図記号の名称を問われている問題です。

黒丸のスイッチの記号に「RAS」と書かれた記号は

熱線式自動スイッチになります。

選択肢1. タイマ付スイッチ

不正解です。

タイマ付スイッチは黒丸のスイッチの記号に「T」と書かれています。

タイマー(=Timer)の「T」です。

選択肢2. 遅延スイッチ

不正解です。

遅延スイッチは黒丸のスイッチの記号に「D」と書かれています。

遅延(=Delay)の「D」です。

選択肢3. 自動点滅器

不正解です。

自動点滅器は黒丸のスイッチの記号に「A」と書かれています。

自動(=Auto)の「A」です。

選択肢4. 熱線式自動スイッチ

正解です。

まとめ

熱線式自動スイッチは「heat-Rays Automatic Sensor」で

黒丸のスイッチの記号に「RAS」と書かれた記号です。

熱線式自動スイッチの記号から名称を問われる問題は出題頻度も高いです。

参考になった数25

02

⑦で示す図記号は【RAS】熱線式自動スイッチとなります。

熱線式自動スイッチとは人感センサーの意味合いがあり、夜間の人の出入り時に玄関等のスイッチとして活用されます。⑦図廻りを見ると玄関であることは図面からも確認できます。

選択肢1. タイマ付スイッチ

熱線式自動スイッチではないので不適切です。

選択肢2. 遅延スイッチ

熱線式自動スイッチではないので不適切です。

選択肢3. 自動点滅器

熱線式自動スイッチではないので不適切です。

選択肢4. 熱線式自動スイッチ

適切です。

まとめ

点滅器(スイッチ)の図記号は種類が豊富にあるため覚えるのは大変ですが、諦めずにチャレンジしてください。例え覚えていなくても、図面から推測できますので繰り返し学習しましょう。

参考になった数1

03

⑦は熱線式自動センサを示しています。

玄関や廊下、トイレといった動線になり得る箇所に設置されることが多く、

人の出入りを検知し自動で照明を点灯させる配線器具です。

 

選択肢1. タイマ付スイッチ

タイマ付スイッチは24時間で予め設定した時間を入切させるスイッチです。

例えば20時から0時まで時間を設定しておくことで、時間点灯が出来ます。

選択肢2. 遅延スイッチ

遅延スイッチは言葉の通り遅れて動作するスイッチです。

遅れる時間は配線器具によって異なりますが玄関や換気扇用のスイッチとして用いられます。

選択肢3. 自動点滅器

自動点滅器は明るさセンサを内蔵したスイッチで、

主に暗くなったら点灯させる外灯に用いられます。

選択肢4. 熱線式自動スイッチ

設問通りなので正解となります。

まとめ

スイッチの違いについて理解しておきましょう。

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