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第二種電気工事士の過去問 令和5年度上期 午後 一般問題 問8

問題

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低圧屋内配線工事に使用する600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(軟銅線)、導体の直径2.0mm、3心の許容電流[A]は。
ただし、周囲温度は30℃以下、電流減少係数は0.70とする。
   1 .
19
   2 .
24
   3 .
33
   4 .
35
( 第二種 電気工事士試験 令和5年度上期 午後 一般問題 問8 )
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この過去問の解説 (3件)

2

導体の許容電流に関する問題です。配線工事でケーブルを使用するに当たって、導体自体の許容電流に周囲温度と電流減少係数を考慮する必要性があります。

電流減少係数とは電線管などに電線を収めた際に電線同士が密着し熱が発生しやすくなることによって抵抗が生まれ必要以上に電流を流してしまうと電線の温度が上昇してしまうのを未然に防ぐため、定められた係数です。

問題文では3心(3本の電線)となっている為、電流減少係数は0.70となります。

さらに、導体の直径2.0mmという条件から電線自体の許容電流は35[A]となります。

周囲温度が30℃以下という条件であれば3心の許容電流[A]は次のようになります。

・3心の許容電流=35×0.70=24.5[A]≒24[A]

選択肢1. 19

上記解説の冒頭の数値と一致しないので不適切です。

選択肢2. 24

上記解説の冒頭の数値と一致するので適切です。

選択肢3. 33

上記解説の冒頭の数値と一致しないので不適切です。

選択肢4. 35

上記解説の冒頭の数値と一致しないので不適切です。

まとめ

毎回パターンを変えて出題される問題です。特に電線の直径は1.6、2.0、2.6ミリと、この3つが良く出題されている印象なので許容電流値は暗記しておきましょう。

また電流減少係数については数値を与えられる事が多いですが、問題によっては電流減少係数自体を問われる場合もあるので電線本数との関係はしっかりと勉強しておく必要があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

直径2.0mmの単線式のビニル絶縁電線の許容電流は35Aです。

3芯以下の場合電流現象係数は0.7となります。

選択肢1. 19

誤答です。

選択肢2. 24

35A×0.7=24.5A。よって24A。

選択肢3. 33

誤答です。

選択肢4. 35

誤答です。

まとめ

直径2.0mmの単線式のビニル絶縁電線の許容電流は35Aです。

ちなみに1.6㎜の単芯は27Aです。

2

電線の許容電流値について暗記出来ているかが問われている問題となっています。

選択肢1. 19

誤っています。

直径2.0mmの電線の許容電流は35Aと決まっています。

選択肢2. 24

正しいです。

直径2.0mmの電線の許容電流は35Aと決まっています。

さらに今回は単心ではなく3心であることから、電流減少係数0.7が与えられます。

よって、(A)×電流減少係数をすることが分かります。

当てはめると、

35×0.7=24.5(A)となり、許容電流24(A)ということが分かります。

選択肢3. 33

誤っています。

直径2.0mmの電線の許容電流は35Aと決まっています。

選択肢4. 35

誤っています。

直径2.0mmの電線の許容電流は35Aと決まっています。

単線の場合はそのままですが、今回は3心であることから電流減少係数が与えられます。

まとめ

電線の許容電流は、種類・太さでそれぞれ変わってくるので違いを把握しておく必要があります。

3心などの場合は、プラスで電流減少係数が与えられるので見落としがないようにしましょう。

他にも単線の場合は下記の定まりがあります。

直径1.6mmの電線許容電流は27A

直径2.6mmの許容電流は48A

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